鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「炭水化物が人類を滅ぼす」

・炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学
著者:夏井睦
出版:光文社新書(Kindle版)



正月を挟んで、ダイエットの方は小康状態。
年末年始の帰省で増えた分は何とか元に戻したんですが、以降、停滞期が続いてます。
まあ雪やら雨やらで運動(ジョギング)にナカナカ出れないってのは大きいかもしれません。寒いですしねぇw。



「スロー・ジョギング」を開始して、少し「糖質制限」を緩めてきてたんですが、こんな感じなんで、もう一回「糖質制限ダイエット」の「やり直し」を考えることにしました。
もう一回、江部氏の著作なんかを読んでもよかったんですが、丁度このタイミングで本書が評判になってたんで、Kindleでポチっと。
一読、いやぁ面白かったです。



前半は「糖質制限ダイエット」のやり方や効果について。
ここら辺は従来の糖質ダイエット本に重なる部分です。
本書の特徴は後半部分。
生命史(細胞から人類の隆盛まで)から見て「糖質摂取」がどのような意味があり、位置づけられるのかを語っています。
この「大風呂敷」w。
まあ、これでダイエットに取り組むモチベーションをアップさせるって「仕掛け」なのかもしれませんが、これが結構「説得力」があるんですよ。(ところどころ、専門的すぎてついていけないとこもありますがw)
糖尿病学会に対する批判の厳しさなんかは、
「ちょっとエキセントリックすぎるんちゃう?」
と思わんでもないんですが、「あり得ん話でもないか」と思わせるあたり・・・w。
(ここがクローズアップされると、何やら近藤医師を巡る騒動に近いもんになるかも。
今んところ、その気配はありませんが)



僕自身は、
「過ぎたるは及ばざるが如し」
と思っていて、「糖質制限」についてもそのスタンスです。
でも「やり直し」のキッカケとしては良い本なんじゃないかな?
やる気になってますからw。
歳とって、新陳代謝が落ちてきてるのは実感してますからねぇ。