鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

胡散臭い二枚目にマシュー・マコノヒーははまる:映画評「リンカーン弁護士」

ダーク・ピットよりは、こういう胡散臭い、それでいて芯のところでは・・・ってキャラにマシュー・マコノヒーはピッタリですな。




「リンカーン弁護士」



かつて自分が依頼人を終身刑にしてしまった事件の真犯人が新たな依頼人となって・・・って物語そのものも面白いんですが、基本的に主人公のキャラを楽しむハードボイルドの系譜に連なる作品。
そういう観点からは「誰が主人公を演じるか」ってのが最大のポイントになるんだけど、その点では「合格」と言えるんじゃないでしょうか。
正直言うと、僕はマシュー・マコノヒーはあんまり好きな役者じゃなかったんだけど、本作を見て、結構好きになっちゃいました(軽っw)。



でも観終わってみると、
「あれ、じゃあこの事件の犯人って・・・?」
ってのもあるんですけど、それも「まあいいか」・・・と。
これもまた、ハードボイルドの系譜w。