鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「野望篇」観てないんだけど

特段問題なく楽しめました。
キャラクターの関係なんかは、「野望篇」観てる方が深く理解できたんでしょうかね。

「SP 革命篇」



テレビシリーズから引っ張ってきた、尾形(堤真一)の言う「大義」の中身が明らかになる。
・・・んですが、ここについては、
「それが『大義』?」
って感じも正直。
「単なる『復讐』じゃん」。
ここは尾形を騙す伊達(香川照之)の方がよっぽど「大義」っぽい。
「大義」を目くらましにした「復讐」だったってこと?
まあでもラストの引きを考えると、単にそう片付けるには・・・
ってあたりは、SP製作陣の思う壷でしょうなぁw。
ここらへんは「マクガフィン」でしょうしね。



映画としては(テレビシリーズに依拠してるという欠点はあるけど)僕は好きなノリでしたね。
気合い入ってるだけあって、アクションの質も高いですし。
何より「カッコイイ」。
これ重要w。
堤真一の演技も「見せる」ものがあって、感心させられました。



続きがあるような「引き」は、まあサービスで、これで「SP」シリーズは完結でしょう。
ちょっと寂しいけど、引き際としては悪くないとも思います。
金城一紀が小説で続きをってのはアリだと思うんだけど・・・ま、それはないですかねw。