原作はKindleで無料で読める1巻のみ読了。
面白いとは思うんですが、個人的に「絵柄」が合わず…。
と言うくらいの事前知識での視聴でした。
役者さんは熱演ですな。
特に向井理・柳楽優弥の2人は「切れたヤクザ」を活き活きと演ってます。
安定の佐藤浩市・安田顕・佐藤二朗はじめ、主演陣含め、贅沢なキャストが「添え物」で終わってないのは良いと思いますよ。
アクションはかなり頑張ってますし…。
でも全体として「乗れるか」と言われると、「微妙」。
面白くは見れたんですけど…。
ぶっちゃけコレなら「殺さない」設定は不要w。
なんらかの理由で一般人に紛れざるを得なくなった主人公が、見るに見かねて…ってな「必殺」ノリの方がマッチしたと思います。
原作はこの「殺さない」設定がコメディに繋がってるんでしょうけど、(尺の関係もあるでしょうが)映画の方はコメディパートは「少なめ」なんですよね。
それでもソコココに「笑わせ」シーンはあって、それはそれで笑えるものの、全体としてのバランスがビミョーな感じになっちゃうと言う…。
高級食材がバンバン使われてる割に、味の方は「並」に止まっちゃった料理
ってな感じでしょうかw。
まあ時間があれば「見て損」ってことはない映画だと思います。
「笑い抜き」で、このメンバーのアクション映画を観たいなぁ…と言うのが結論w。
(もしくは「銀魂」みたいに「お笑い」の方向に振り切っちゃうのもありかも)