鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

アクションはGOODだけど…:映画評「ザ・ファブル」

原作はKindleで無料で読める1巻のみ読了。

面白いとは思うんですが、個人的に「絵柄」が合わず…。

と言うくらいの事前知識での視聴でした。

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役者さんは熱演ですな。

特に向井理・柳楽優弥の2人は「切れたヤクザ」を活き活きと演ってます。

安定の佐藤浩市・安田顕・佐藤二朗はじめ、主演陣含め、贅沢なキャストが「添え物」で終わってないのは良いと思いますよ。

アクションはかなり頑張ってますし…。

 


でも全体として「乗れるか」と言われると、「微妙」。

面白くは見れたんですけど…。

 


ぶっちゃけコレなら「殺さない」設定は不要w。

なんらかの理由で一般人に紛れざるを得なくなった主人公が、見るに見かねて…ってな「必殺」ノリの方がマッチしたと思います。

 


原作はこの「殺さない」設定がコメディに繋がってるんでしょうけど、(尺の関係もあるでしょうが)映画の方はコメディパートは「少なめ」なんですよね。

それでもソコココに「笑わせ」シーンはあって、それはそれで笑えるものの、全体としてのバランスがビミョーな感じになっちゃうと言う…。

高級食材がバンバン使われてる割に、味の方は「並」に止まっちゃった料理

ってな感じでしょうかw。

 


まあ時間があれば「見て損」ってことはない映画だと思います。

「笑い抜き」で、このメンバーのアクション映画を観たいなぁ…と言うのが結論w。

(もしくは「銀魂」みたいに「お笑い」の方向に振り切っちゃうのもありかも)