鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「音楽」への導線が違う。

今朝起きてFacebookを見たら、松任谷由美のアルバム等がストリーミング対応したとの情報が流れて来ました。

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https://umj.lnk.to/yuming_link

 

「この間、ベストアルバム買ったばかりなんだけどなぁ」

と思いはしたもののw、喜ばしい流れ。先日は「井上陽水」がストリーミング対応してましたね。

最近、僕が音楽を聴くのは、90%はストリーミング。残りの10%はiTunesMatchでアップしたCDですが、それもAppleMusic経由で聴いているので、ストリーミングとの境目は使用感としてはあまりないです。


日本の作品はジャニーズを筆頭に(w)、まだストリーミングどころか電子配信すら対応していないケースが少なくありませんが、個人的には「どうでも良いや」って気分になってます。

正直言って、ストリーミングや電子配信してない場合、ファン以外のリスナーへの導線がほとんどないと思うんですよね。TVの音楽番組も減って来たし、ラジオを聴く層も高齢化している。

そんな中でアクセスのハードルを下げて、「すそ野」を広げる努力を怠ると、音楽文化そのものが細って来る。


…と思い続けてきましたし、個人的にはそういうことも言って来たんですが…

もうイイかな、とw。

別に日本の音楽シーンが衰退して行ったって、僕にはもうそんなに関係しないですもん。

ストリーミング(僕がメインで使ってるのはSpotifyとAppleWusicです)で聴ける音楽で十分に楽しめるし、僕の好みの音楽はほぼほぼカバー出来てます。

一部はCDのみの発売ですが、それはアップすればイイし、案外聴かなくてもそんなに不便もないような気も…。

(それよりSNSで流れて来た情報から、すぐにアクセスできる事の方が重要です。

今朝、先輩から「レニー・クラビッツの新譜がいい」と言う情報が流れて来て、早速Spotifyで聴いてます。

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https://open.spotify.com/album/6zXOZuDsPTGu4yEKaTXzlH?si=xtuyc3QYSOSabao69QFZ-A

う~ん、カッケエエ!)


一時期は「子どもたちのために」とも思ってCDもストックしてたんですが、子どもたちは音楽をそんな聴き方していません。

メインはYouTube。

で、(これは我が家の子供達の嗜好でしょうが)外で音楽を聴くってことも、そんなに好まないようです。(ウォークマンが発売された時の興奮を子供達とは共有できませんw)


だいたい、聴いてる音楽の傾向も全然違いますしね。

ギリ「米津玄師」かなぁ。

「山下達郎」とか、(ちょっと流しすぎて)「飽和してる」って子供達には避けられてる始末ですw。

(息子はなんとなくアニメソング。娘は「莉犬」やら「TWICE」やら)

でも自分だって親と音楽で共通の趣味なんかなかったですからね。

勝手に自分で好きな音楽を見つけていけばイイし、それと僕の嗜好は、まあ関係ないわけですよ。


個人的には10代の終わりから20代半ばにかけてジャズを集中的に聴いて、その「入口」は「レコード」(中古LPメインw)でした。

そこから考えると、アルバム単位で音楽を聞かない風潮には寂しさも感じます。

でもこっからオーディオマニアになって、LPで音楽を…って気分にもなれないですしw。

僕にとって音楽との距離感って、もっと「BGM」に近いところにあるんで。(だから音楽を「携帯する」と言うことが、僕にとってはすごく重要です。そのためにスマホのデータ容量プランもデカくしてあるくらいw)

 

まあ、ストリーミングメインだと、

「場所取らない」

ってのも大きいですな!

(LPやら、CDやらは、ほんとスペースが…)


PS ユーミンのベストは歌詞カード(冊子みたいだったけど)もなかなか凝ってて、これはこれでファン対応としては満足感ありました。

ファン向けのアプローチってのは、今後のミュージシャンにとってはストリーミング戦略とは別に重要になって来るんでしょうね。