鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

勝手に期待先行だったかな〜:映画評「初恋」

社会の底辺を彷徨う男女の若者の出会いと、

ヤクザ・中国マフィア・汚職警官のタランティーノ的ドタバタ抗争

…この両者を融合させた三池崇史監督の新作。

「面白そう!」

と思ってたんですが、観終わって、

「ちょっと思ってたのと違うかも」

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ま、「ドタバタ抗争」の方はいいんですよw。

ほぼほぼ予想通り。

ベッキー、染谷将太あたりの劇画チックなタガのハズレっぷりは(評判にもなってましたが)好きです。

内野聖陽さんはチョット型通り過ぎるかもしれませんがw、まあいいでしょう。

 


「思ってたのと違う」は若い二人の方。

ボクサーとシャブ中の娼婦って、なんか「70年代風」と思ってたんですが、冒頭のテンポまで70年代風と言いますか…。

ここら辺のテンポ感やらトーンが、個人的には「タルイなぁ」と感じられたんですよね。

設定からしたら、それ自体が「狙い」かもしれないので、コレは勝手なこっちの思い込みではあるんですが…。

 


個人的には三池作品って、今ひとつ乗り切れないってのが正直なところです。

面白そうなことやってるのは確かなんですが…。(「クローズ」「十三人の刺客」は好きです)

相性、悪いんですかねw。