何より驚くのは、コレを「レディ・プレイヤー1」と並行して仕上げたってこと。
なおかつ、エンタメ映画として一級品の「レディ・プレイヤー1」に並べて、極めて上質なドラマに仕立て上げてるってこと。
どんだけ凄いねん、スピルバーグ。
「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」
まあ「今作らなければ」ってのは分かります。
フェイクニュースに翻弄されるアメリカのマスメディアの状況を踏まえると(それはニュースがワイドショー化してる日本にも通じることですが)。
加えて「MeToo」運動に見られる女性の地位向上へのウネリも。
それらをシッカリ視野に入れながら、チャンと「観れる」映画にしてるとこが、また「スピルバーグ」。
(もちろんメリル・ストリープ、トム・ハンクスの演技もありますがね)
メディアに対するエールもあるんでしょうが、
僕はSNS、特にFacebookへの投げ掛けも感じましたね。
「その覚悟はあるのか」
「その覚悟を持て」
ザッカーバーグがどう思ったかは知りませんがw。
「レディ・プレイヤー1」、本作。
どちらも観るべき映画。
特にコッチは「今こそ」…ですな。