鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

空気感のある映画です。:映画評「海街diary」

「そして家族になる」?
いやまあ、そういう向きもなきにしもあらずですが、そこまで強いメッセージ性もないかな、と。(「そして父になる」は観てないんですがw)



「海街diary」


原作は3巻くらいまでしか読んでないんですが、序盤の展開は「さすがだなぁ」と思ってただけに、上手く映像化できるか心配もありました。が、そこら辺は「合格」かな。
綾瀬はるかが「しっかりものの長女?」と思ってたけど、良く演じています。
長瀬まさみの次女役はバッチリw。これは惚れる。
三女、四女ともはまってて、「原作」のイメージを維持しながら、四人でいい「空気感」を醸し出しています。
言っちゃえば、「それだけ」の映画。
でもそれで十分ですわ。


脇も含めて、いい世界観を見せてくれる映画です。
それがなんか、
「いい感じでしょ、コレ?」
みたいな押し付けがましさがないのも好感。
結構、ここら辺のバランスは難しいと思うんだけど、さすが是枝監督・・・というところでしょう。


しかし本作にも樹木希林と堤真一が・・・。
よう働いとりますなぁ。