東野圭吾の「加賀シリーズ」の映画化。
阿部寛が演じたテレビシリーズ「新参者」の続編の映画化…と言う、良くあるパターンですね。(単発テレビドラマもあるようです)
「麒麟の翼」
作品としては非常に原作に忠実です。
個人的に気になってた「労災問題」へのフォローも入ってて、バランスの取れた内容になってると思います。
役者陣もいいんじゃないでしょうか。
でも正直な感想は、
「映画にせんでも良かったんちゃう?」
ガリレオに比べると、加賀恭一は地味なキャラですからねぇ。「人情」や「人間関係」をテーマに据えてる点も、小説としての面白さはともかく、映像化と言う点では・・・。
この作品の映像化と言う点では成功してると思いますが、そもそも映画に向いてるかって点で留保をつけざるを得ないと思うんですよ。
テレビドラマなら及第点。
1800円払って観るとしたら、ファンだけ。
レンタルはビミョー。
ってとこですか。
だから僕の感想は「ビミョー」ですw。