鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「世界に通用する子供の育て方」

・世界に通用する子供の育て方
著者:中嶋嶺雄
出版:フォレスト出版


普段ならこういう本は読まないんだけどねぇ。
帯の「村上龍氏推薦!」に、つい買っちゃいました。
ミーハーですな、我ながらw。



作者は「就職率100%」という、秋田の国際教養大学の学長。
色々な審議会の委員や、有識者会議のメンバーを務めてきた経歴もあって、「ゆとり教育」の修正路線には大きくかかわっている人物でもあるよう。
そういう意味では政府や省庁との距離感の近い存在のようだ。



まあ基本は「英語力」。
そんでもって「教養」ってのが、「世界に通用する人物」を育てるために作者が主張する「教育」の基本。

「英語」に関しては、コミュニケーション力を重視していて、その観点から早期教育を強く打ち出している。
プラス幼少期の「情操教育」も重視する立場から、「家庭教育」も重要・・・と。

教育論としては、割と「普通」。

でも、なんか頑張らなきゃいけないな・・・って圧力を感じちゃいますw。



今、僕の子供は二人とも「お遊び」のような英語教室に週一回通ってるんだけど、確かに「発音」がすごくいいんですよ。
(英語音痴の僕には)聞き取れないくらいw。
週一回だから対して会話能力が上がってるとは思えないんだけど、「耳」から身につける英語能力っていうのは、確かに重要なんじゃないかな。
特に幼年時には。
教師がネイティブだから、「外人慣れ」するってのもあるしw。



さて、

子供たちが「世界に通用する子供」になってくれるのか?

僕たちが子供たちにそんな教育をすることができるのか?

うーん・・・何とも自信がありません。
何たって、親がこの程度なんだもんw。



まあそれでもそれなりの「環境」には気を使っていこうかな・・・と。

取り敢えずの決意表明はそんなところで。