鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「お祭り」としては、こんなものかと・・・

息子と娘を連れて映画館に。
狭めのスクリーンだったけど、一杯でした。

「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」



息子と観に行くようになって、ここ何作かの仮面ライダー映画のレベルの高さは知っていたので(特に「父(師)からの承認」をテーマとした「ビギンズナイト」は感動ものw)、結構期待してたんですが・・・。
そこまでじゃなかったですねw。
「仮面ライダーがよって立つもの」
って感じのノリがあるんですが、ここは前作(運命のガイアメモリ)がかなり上手くやってたところ。
その拡大再生産・・・じゃあ、ちょっとシラケちゃいます。
「奇跡」ってのには、それなりの希少価値が必要です。



ただ「40周年記念のお祭り映画」と思えば、これはこれで「アリかな」とも。
僕くらいの年代の人間にとっては、1号と2号が並んで登場するだけでゾクッとするところがあります。
唐突なキカイダー、01、イナズマン、ズバットの登場も、「お祭り」と思えば許容範囲です(もっとも知らない人にとってはどうかとも思いますが。息子は完全に「?」でした)。



ストーリー的にも、歴史改変が修正されきれないラストは、
「オイオイ、それじゃ来週からのオーズはどうなるんだよ」
ってトコなんですが、そういう突っ込みも「野暮」なんでしょうな。
ここらへんにアレコレ理屈を付けてたディケイドより、整合性を無視した本作の方が爽快な感じがするのは、
「お祭りってのはそういうもの」
ってことなんじゃないでしょうか?(歌舞伎っぽいとも言える?W)



毎度これじゃあ退屈ですが、記念作品でタマにならOK。
そんなとこかね。