鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ちと早いかな?w:読書録「俺たちの定年後」

・俺たちの定年後  成毛流・60歳からの生き方指南

著者:成毛眞

出版:ワニブックスPLUS新書

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「定年まで待つな!」に続く成毛さんの新作。

http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/09/23/173317


「定年まで~」で40代50代の読者をターゲットに、本書で60代以上を…とナカナカの商売上手w。

「成毛ファン」なんで、僕は両方読んじゃいましたが、さすがに本書は「早すぎる」印象ですw。


ま、こういう記事を読みますと、60代の方のIT・デバイスリテラシーはかなり低いかもしれませんからね。

 

<サイバー法案担当の桜田五輪相「パソコン使わず」=衆院内閣委>

http://news.livedoor.com/article/detail/15592861/

 

僕もそんなバリバリじゃないけど、さすがにパソコンくらいは使っているw。

さすがに桜田さんほどじゃないにしても、今の60代だと、あまりITがらみの知識はない可能性は少なくないでしょうから(iPhoneの登場は10年前。20年前には、Facebookもグーグルも「赤ん坊」です)、本書の想定知識も自ずと…。

なんで、デバイス絡みの「推し」はチョット僕にはピントがずれてる感じでした。

チョイ残念。


作品としては基本的には「時間が自由になったんだから、それをどう使うか」って話です。

まださすがにそこまで「自由な時間」があるわけじゃないんでね〜w。

ただ「そうなったら」って心構えにはなるかな。

ツールとかコンテンツなんかは、そん時にはそん時の物があるでしょうから、その場になってから考えるにしても。


しかし、「ハズキルーペ」推しには、ちょっと驚きましたw。

(覚え)都市銀行の店舗改革

今日、ちょっと用事があって、銀行の窓口に行きました。

インターネットバンクにしてから、窓口に行くなんて随分と久しぶり。

御堂筋の、結構な一等地にある支店でしたが、来店客は数えるほど。

待ち時間なしで係りの人に案内されました。

 

僕の思い違いで、結構な面倒になっちゃったんですが、窓口の方が親身に対応してくれて、なんとか用事は済ますことができた

…ってのは別の話w。

 

その時、思い出したのが、昨日、今日読んだこの記事でした。

 

<三菱UFJ・三井住友銀ATM開放 自前主義の終焉映す>

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO37648610S8A111C1EE9000?s=0

 

<ATM専業銀に逆風 メガ銀相互開放 
曲がり角のATM>

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37708080T11C18A1EE9000/?n_cid=DSPRM1489

 

その支店は1階がATM、2階が窓口だったんですが、2階の来店の様子は上記の通り。

昼前のATMコーナーもガラガラでした。

御堂筋ですからね。

時間によっては来店が多い時もあるんでしょうが、一方で銀行もあっちにもこっちにも…。

 

ここ数年、御堂筋の開発は進んでいますが、それを考えると、そのフロアの「生産性」は相対的にどう評価できるレベルなのか…。

結局、銀行の店舗改革もATMの相互開放も、こういうところから発してるんじゃないかと思うんですよね。

 

「この20年、日本のGDPはほとんど伸びていない。

この20年はITの導入で技術開発による労働生産性の向上が目覚しかった20年であり、実際、米国が2倍以上、他の先進諸国でも30%以上のGDPの伸びがある。

この日本の有様は極めて<特異>なことと考えた方がいい」

 

支店に行った後、聴く機会があった講演で、講師の方はそんな話をされていました。

 

「だからこそ、<やれる>ことがまだたくさんあるはず」


それが銀行にとっては店舗改革やATM相互開放に反映してるってことかもしれないなぁ、と。

ま、この20年の間にやっとくべきことだった…って話でもあるんですがねw。

でも「遅ればせながら」でもやったほうがいい。あとはスピード感…だけど、思ってたより早くなってる気がする‥…。

 

もっとも窓口でもたついたような僕のような人が付いていけるかどうかってのもありますけどね。

「本格ミステリ」だけど、味わいはチョット違う:読書録「数字を一つ思い浮かべろ」

・数字を一つ思い浮かべろ

著者:ジョン・ヴァードン  訳:浜野アキオ

出版:文春文庫(Kindle版)

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<ある日届いた一通の封書。中には、封をした一回り小さな封筒と、一通の手紙が入っている。その手紙は「1から1000までのうちから、数字を一つ思い浮かべろ」と命じていた。受取人の頭に浮かんだ数字は658。これはまったくランダムに選んだ数字のはずだった。だが、手紙の指示にしたがって小さな封筒を開いた男は、そこに入っていた紙片の内容に驚愕することになる。そこに記されていたのはー

おまえが選ぶ数字はわかっていた。658だ。>(解説)


この「事件」を発端として、連続殺人事件に巻き込まれる元・殺人課の退職刑事。

その殺人現場もまた、「謎」の証拠満載で、実に「本格ミステリ」らしい舞台仕立て。

…なんですが、作品の味わいはなんか違うんですよねぇ。

連続殺人がスタートするまでの序盤は、なんか主人公夫婦の間にある、なんとも不安で不安定な関係性が作品のトーンの中心にあって、「事件」そのものよりも「夫婦の危機」の方がメインとなってるような…。


連続殺人がスタートして、主人公が「謎」に迫るあたりは、しっかり「本格推理」、終盤にはサイコミステリっぽい展開にもなるんですが、最後にはまた「夫婦の物語」に。

読み終えてなんだか不思議な気分にもなりましたが、読後感はいい感じです。

僕は気に入りましたよ。


「解説」によると、どうもシリーズになっているようです。

どうも(欧米には珍しい)「本格ミステリ」のシリーズだとか。

しかしそうだとしたら、この夫婦の「その後」はどうなるのかしらん?

個人的にはそっちの方が気になりますw。

「昭和」やなぁw:読書録「すべての道は役者に通ず」

・すべての道は役者に通ず

著者:春日太一

出版:小学館

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16名の「役者」へのインタビューを収録した前作「役者は一日にしてならず」の続編。

http://aso4045.hatenablog.com/entry/20150605/1433510094


本作には23名の男優のインタビューが収められています。


織本順吉

加藤武

宝田明

山本學

左とん平

中村嘉葎雄

上條恒彦

山本圭

石坂浩二

藤竜也

橋爪功

寺田農

江守徹

西郷輝彦

武田鉄矢

火野正平

勝野洋

滝田栄

中村雅俊

笑福亭鶴瓶

松平健

佐藤浩市

中井貴一


前作同様、全員一発変換w。

いやぁ、これまた錚々たる…。


題名の通り、「役者」に至る経歴も、演技へのアプローチもそれぞれ違っていて(ときに真反対)、それでいて観客や作品に対して「何か」を残すことができる「役者」として存在している点では共通しているという…。

一本一本、「もう少し聴きたいなぁ」ってところがあるんですが、例えば「仲代達矢」みたいにガッツリやっちゃうと、人数がこなせない。

この二作で取り上げられた役者さんのうち、何人かは亡くなられてますからね。

春日さんのこの仕事は、「ある時代」を支えた役者たちの記録として非常に重要です。

今んところ男優ばかりなんで、女優の方にも枠を広げて欲しいですな。

(中々、ここまで語ってくれないかな?)


それにしても、読んでて思うのは、

「みなさん、メンタリティが、<昭和>」w。

いろんなバリエーションがあって、決して重なることがなさそうな面子もあるんですが、それでも共通するのは「昭和臭」。

ま、年代が年代だけに、仕方ないですけどね。

でもこのメンバーの「あと」って誰?

…と思うと、「役者」ってのが、極めて<昭和>な存在なのかなぁ、とも。


それじゃ、つまらないとも思うんですが…。

なんで、ジャズなんだろうね?

電子書籍版が発売されたんで、早速DL。

 

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「Blue Giant Supreme」6

 

ヨーロッパの小さなフェスに参加するダイたち。

次巻では「何か」が起きそうな…。

楽しみ、楽しみ…。

 

しかし、なんで「ジャズ」なんでしょうね。

僕もジャズは好きだし、今のジャズミュージシャンも面白いことも理解してるつもり。

ジャンルでドウコウ言うのも、どうかとも思う。

 

でもやっぱり、ジャズの「最良の時代」は過ぎ去っちゃったんじゃないか、と。

 

まあでも、ダイは「出会っちゃった」んだよな。

それはとてもパーソナルなことで、とても「勁い」。

だから彼を中心に物語は展開し、彼と友人達の可能性は開かれて行く。

それがメインストリームなのかどうかは、まあ関係ないっちゃ、関係ない。

 

原爆Tシャツ騒ぎで何やら日本でのTV出演が吹っ飛んでる「BTS」。

その騒ぎで初めて何曲か聴いてみたんですが、僕はちょっとピンと来ませんでした。

でも彼らの音楽に強く揺さぶられた人は少なからすいるんでしょうね。じゃなきゃ、世界中でヒットせんでしょう。

そのパーソナルなインパクトと、今回の騒ぎはほとんど関係ないんだろうに…(彼らの音楽性やパフォーマンスに言及した批判はほとんど目にしません)。

 

まあ、こうなったら仕方ない。

しかし、

「なんだかな〜」

って気持ちもドッカにはあるんですよ。

 

日本でどう騒がれようが、彼らが世界にインパクトを与え、パーソナルな繋がりを人々と結んでることに変化はないでしょうしね。

素晴らしく下らないw:テレビ評「今日から俺は!」

妻のオススメで第1話を視聴。

 

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「今日から俺は!」


原作の漫画の方は、最初の頃は読んでました。(連載は88年からだから社会人になってたのか…)

なぜだか分からないけど、結構好きだった覚えがあるな~。いつの間にやら読まなくなったけど(ストーリー漫画じゃないから、それでどうってのもないしw)。


で、ドラマの方。

賀来賢人がとにかく「やってくれます」。

ムロツヨシとか吉田鋼太郎とかも笑かしてくれるけど、とにかく賀来賢人がイイ。

卑怯で、腹黒で、小心者で、最強の「三橋」を、思う存分、演じてくれます。

…ま、「顔芸8割」ですがw。


「福田雄一」作品は、正直言うと個人的にはハマらないケースが多いんですが(ギャグの密度が、ちょっと僕には濃すぎw)、一話をみる限りはギリギリの塩梅。

これは2話以降も観ちゃうかも…という気分です。


…とは言え、ギャグ・アドリブを復活させたディレクターカット版は「お腹いっぱい」って感じもありますけどねw。

造形とアクションはイイんだけど…:映画評「ヴェノム」

結構、期待してたんですけどね。

もっとダークな感じかと思ってました。

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「ヴェノム」

 

ヒットしてるようですが、どうなんでしょう?

僕は正直「今ひとつ」かな〜。

何より主人公(トム・ハーディ)に感情移入出来ない。

序盤の展開。

ありゃ、自分勝手の自業自得でしょう。

 

まあアクションや、ヴェノムの造形は楽しめるんで、退屈はしませんでしたけどね。

おまけ映像の「?」もあって、僕としてはスッキリしない観後感でした。