鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「少年ジャンプ」やなぁ…:読書録「錆喰いビスコ」

・錆喰いビスコ

著者:瘤久保慎司

出版:電撃文庫(Kindle版)

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「このライトノベルがすごい!2019」で文庫部門【総合】【新作】で史上初のダブル1位を受賞した作品。芥川賞・直木賞には食指が動かないのに、コッチを読んじゃうってのも…w。


さすがに面白かったです。

作品のノリとしては「友情・努力・勝利」の「少年ジャンプ」的な展開で、スピード感のあるアクションと、イメージ豊かなデストピア(キノコ!)、強さのインフレーション、腐女子向けサービスとしてちょっぴりBLw…って感じでしょうか。

終盤の展開には確かに「胸熱」なものがあります。


でもその完成度が高いだけに、

「これで続編ってのは…」(現在、3作目まで出ています)

ってのはあるかなぁ。

まあラノベの場合、人気が出たらシリーズ化ってのは宿命のようなものですが(そこも少年ジャンプ的w)、ちょっと残念な気もします。

(設定的に「どろろ」っぽい連作になるんですかね。それはそれで面白そうとも思うんですが)


息子に渡して、息子が続きが読みたいって言ったら、続編を買ってもいいかな。

今のところはそんな気分です。

(覚え)東京海上HDのこれからの課題

正式発表しましたね。

 

<東京海上HD、社長に小宮氏 グループ経営を強化

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO4026520021012019EE9000?s=3

 

Facebookには先週コメントしましたが、ストックとしてこちらにも。

 

・グローバル経営の深化(海外ポートフォリオ、特に新興国・東南アジアへの対応)

・自動車保険の対応(安全装置の進化、保有から使用への対応)

・国内産業構造の変化への対応(製造業からサービス業へのシフト、IoT対応)

・大企業向けグローバルで高度な商品開発&提供

・中小企業向け商品開発と提供チャネルの整備

・シェアやIoTによる個人生活の変化に対応する商品開発とリーチする手法の高度化&多様化(モバイル活用やプラットフォーム提携、コンサル販売支援)

・保険商品開発や業務(営業・損害・事務)のAI導入も視野に入れた高度化・効率化

・現物給付も含めた、「保険」機能の変革・拡大

 

経営はいつの時代も難しいものでしょうが、グローバル化とITがそのハードルをあげてるように思います。

人口減少&超高齢社会による国内マーケットの激変もあります。

その中で舵取りができる人材ということですね。

 

こんなに読みやすかったっけ?:読書録「それまでの明日」

・それまでの明日

著者:原尞

出版:早川書房

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14年ぶりのシリーズ最新作。

…ということで、発売と同時に購入したんですが(去年の3月かな!)、そのまま積読。

「このミス」で1位になったのを知って、

「そう言や…」

と取り出して、ようやく読みました。


読み終えての第一印象。

「こんなに読みやすかったっけ?」

積読になってた遠因の一つは「読むのにチョット<努力>が要る」って印象だったんですが、読み始めたら、サラ~っと最後まで読めちゃいました。

僕の思い違い?

それとも原さんの語り口が上達したのかしらん?


ストーリーの方は、「まあこんな感じ?」ってとこ。

メインの事件の方は割とストレート。トリックも当てがつきました。

サイドの方(と言っても、心情的にはコッチがメインだったりするw)は、チョット無理筋もあったかな?若者の「動機」の方は特に。

ただまあ、ハードボイルドの場合、ストーリーは添えモンとも言っても過言ではないので。(過言だってw)

主人公の信条、一癖あるキャラ達との関係(特にヤクザと警官w)、一貫して主人公が纏う孤独の影…

こう言うのは本作でも堪能できます。

これはまあ、サスガです。


そして今までのシリーズとは一線を画するラスト。


この<非情な>幕切れで本作がしまってもイイけど、チョット続編を期待させるヒキでもある。

続編があるなら、是非読みたいけど、14年も待たされるのは勘弁…かなw。


デビューからシリーズを読み続けて来た読者としては満足の新作。

でも、コレが「1位」ってのはどうかな~。

国内ミステリーをそんなに読んでないんで、

「じゃあ、ドレ?」

って言われると困りますが、チョット違和感がありました。


自分は楽しんだんだから余計なことですがねw。

(追記)色々、常識は変わってきている。

昨日のメモを読み返して、改めて思い返してみると、

「一番変わったのはPC・ITがらみのところかもな~」

と。


なんせ、僕が社会人になった時には、PCもワープロすら職場に1台くらいしかなかったですからね。(フロッピーディスクだったんですが、これもペラッペラのヤツ(8インチ)でしたw)

会社の先輩が一太郎で社内メモを書いたら、

「会社標準じゃない!手書きで書き直せ!」

って差し戻されてました。(いや、マジです)


そっからワープロが導入され(標準は富士通だったかな~)、社員一人ひとりにPCが設置され、携帯電話が会社から貸与されるようになり、タブレットの配布がされ…

今は「働き方改革」の流れの中で、フリーアドレスの検討・導入が進んでいるところかな?


情報産業革命とか、第3次・第4次産業革命とか、色々言われますが、平成のサラリーマン(僕は昭和63年入社です)は正にその真っ只中にいたんだな~と。

「30年」くらい、歴史の流れの中では<瞬き>の瞬間ですらないですからね。


ただこのエリアは「右へ倣え」で一斉に進めてきたのが、今となっては「後手に回る」土壌にもなって来てるとこもあって(RPAなんかは「右へ倣え」で進めやすいし、実際、今そういう段階になってると思いますが)、

「さて、これからどうなるかな~」

って感じもあります。


「新卒一括採用されて、満員電車で通勤して、オフィスには全員のデスクがあって、そこを拠点に事務を行ったり、営業に出たりして、残業して、また電車に揺られて…」


なんてサラリーマン像こそが「かつての常識」になっちゃうのかもしれません。

(そうあって欲しいとも思います)

色々、常識は変わってきている。

ふと気がつくと、昔は何の疑問もなくやってたことが、いつの間にやら「非常識」になってて、新しい「常識」に置き換わっていることがあるなぁ、と。


<決算で見えた、串カツ田中「全席禁煙」戦略の成否>

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190116-64150184-business-bus_all&p=1


「飲み会での喫煙」なんかは、その過渡期(後期)かなぁ。

僕が社会人になった30年前には「飲み会」どころか、会社のデスクで普通に喫煙。

5、6年前だと、食事の際の「喫煙」は厳しくなってきてたけど、「飲み会」はまあ、デフォルトは「喫煙OK」。

今はデフォルトは「喫煙NO」じゃないか、と。

(もちろん個人的感覚なんで、所属する会社やコミュニティによって差はあると思いますよw)

僕自身は15年前に禁煙してるんですが(それまでは40本/1日のヘビースモーカー)、それほど喫煙に対してネガティブではない。(同席者が吸っても特に気にはなりません)

でも喫煙者への風当たりは凄く感じますねぇ。

反喫煙者の意見も十分に分かりますが。(妻がそうですし)


<松本人志「体を使って」発言が物議、 BPO案件と訴える声も>

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190114-00010008-jisin-ent


セクハラ・パワハラは「過渡期(中期)」?

ただこれは急速に流れが変わってきています。

SNS等による「告発」「暴露」もあって、昨日と今日とでは様相が刻一刻と変わってきている印象があります。

「告発」「暴露」があった場合、受けた組織側の方に透明性・公平性が強く求められますからね。(むしろそこを読み誤った組織等がさらなる「告発」によって痛手を被っているのが、最近の流れかと)

ある種の社会的な文化・マインドセットにも関わる部分だけに、軋轢も多そうですが、全体的な方向性は間違ってないと思ってます。

(「自戒」も必要ですが)


「インフルエンザ」に対する対応なんかも変わったなぁ、と。

一昔前だと、

「俺はインフルエンザには絶対に罹らない。なぜならどんなに熱があっても病院に行かないから。(診断が出ない)」

などと言うモーレツ社員もいて、一種の憧憬のマトだった時代もあったように思いますが、今やそんなヒトは「疫病神」扱いでしょう。

ここら辺、女性の職場への進出も影響してるんでしょうか?

これはもう「過渡期」は過ぎて、「定着」してるように思います。


「格差」「分断」「ヘイト」…あたりは、目につくようになってきていると感じますが(ここら辺はSNSによる「可視化」の影響もあると思います)、諸外国に比べると、、まだ「マシ」な方じゃないか、と。

ただここは今後が心配なところではあります。

こんなことが「新しい常識」にならないように、外国の状況なども踏まえつつ、ハンドリングして欲しいなぁと考えています。

もちろん身近なところでは、自分自身の考えや家族との対話による問い掛け・確認も重要だと思ってますけどね。

多分、新しい世論形成のあり方に、みんな戸惑っているんじゃない?

今朝のニュースでの一番はコレ。

 

<英議会、EU離脱案を圧倒的多数で否決 メイ首相は窮地に>

http://news.line.me/issue/overseas/30fe193336f4?utm_source=other&utm_medium=share&utm_content=app&utm_campaign=none

 

去年からの流れで考えると、「否決」は驚きではないんですが、ここまでの「大差」っていうのは…。

しかも「離脱派」も「半離脱派」も反対に回ったのことですから、一体どう考えていいのやら…。

 

<イチから分かるBrexit 英議会がEU離脱案否決 >

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40044660V10C19A1000000/

 

この記事を読んでもよく分かりません。(まあ僕は英国事情に通じてるわけでもないんで、当然かもしれませんが)


アメリカでのトランプ大統領の登場と、それ以降の迷走ぶり

北朝鮮を巡る朝鮮半島情勢の変化

(上記も踏まえた)韓国と日本の関係の悪化

etc、etc


フランスの「黄色いベスト」なんかもそうなんですかねぇ。

欧州の反移民からの右翼勢力の伸張なんかも、この流れに入りますか。


SNSの普及で「個人」の意見の表明とその集約が極めて簡単・短時間でできるようになった一方で、政治勢力がそれに振り回されたり、利用して意図的な<流れ>を作ったり、その中で立ち位置が見えなくなってきたり…。

なんにせよ、全てが「近視眼的」で「場当たり的」「感情的」になってきてるような印象があります。


急激な技術の発展に、政治的社会的な制度・仕組みが対応しきれていない。


一言で言えば、こういう状況なんでしょうね。


そんな流れの中でもいずれは何らかの対応する制度や仕組み、マインドセットを見出していく…とは思うんですよ。

思うんですが、その前に何か「不測の事態」が生じないか。

これが一番心配。


我が国で言えば、やっぱり「韓国」との関係ですね。

報道を見る限り、どっちも近視眼的で感情的な振る舞いに終始してるような…

それはそれぞれの国内向けのパフォーマンスで、裏ではシッカリと議論や意見交換ができている…っていうならイイんですがね。(民主党から自民党への政権交代に期待したのは、そういう「大人」の部分でした)

なんか、そこが「怪しい」のが、どうも…。

相変わらず、微妙…:映画評「アントマン&ワスプ」

前作も「まあ、面白いんだけど…」って感じだったんですが、

http://aso4045.hatenablog.com/entry/20160214/1455452096

続編の本作も「何だな~」感、満載w。

 

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「アントマン&ワスプ」


巨大アリを助手のように使ってるあたりは面白かったんですがね。(でもデカくなってるだけじゃなくて、知能もアップしてるあたりの設定は…?)


基本的にストーリーは、

「別世界(量子世界)に取り残された妻/母の救出」

と言う(マーベルとしては)<小さなストーリー>なんですが、最後に<壮大なストーリー>の「アベンジャーズ」(インフィニティとエンドゲーム)に繋がるという構成。

「量子世界」の設定あたりがエンドゲームで活きてくるのかな?よう分からんけど。


小さくなったり大きくなったりを駆使してのアクションは見てて爽快感があるし、コメディ的なノリも好きなんですけど、相変わらずストーリーの雑さがノイズになります。

そんなこと突っ込む映画じゃないってのは分かってますけどw。


個人的にはワスプの髪型は前作の方が好みです。

どうでもいいけどw。