鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

岡本社長…

パンツいっちょで、白い猫を抱えて笑かしてくれる姿が好きやったよ。

この会見が「お笑い」になるなら

 

…と思ってたけど、厳しそうやなぁ。

 

似合わんこと、せんでええんちゃう?

 

「役割」を終えても、人生は続くし、チャレンジし続けることができる。

 

ウッディがそう言ってるよ。

「役割」を終えた向こう側:映画評「トイストーリー4」

完璧と思えるラストを見せてくれた「トイストーリー3」の、まさかの続編。

でもやっぱりピクサーはやってくれます。

 

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トイストーリー4

 

前作でアンディからボニーに受け継がれたオモチャ達。

でも次第にウッディはボニーに必要とされなくなって…。

 

1作目でアンディの「一番」をバズに奪われそうになったウッディですが、一貫して持ち主である「子ども」には忠実でした。

アンディもその忠実に応え、幸せな子ども時代を共に過ごし…

 

しかしその「役割」をウッディが終えなければならなくなったとき、自分自身の存在意義を彼はどう定義し直すのか。

その時下す彼の「決断」は?

 

「3」には登場しなかった「ボー・ピープ」の鮮やかな再登場。

「2」以降の<人生>の中で彼女が下した決断と<今>がウッディに<可能性>を見せてくれる。

その上での「決断」には、ある種の爽快感と哀しみが入り混じります。

 

だってその「役割」はそれまでの自分の存在意義そのものだったから。

その「役割」こそを自分は一番上手くやってこれたのだから。

 

…でも、やっぱりコレが「正解」だよね。

 

さすがにコレで「続編」はないかなぁ…。

(また裏切られるかもしれないけどw)

 

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ちなみに前作もなかなか<ホラー>でしたが、今作の<ホラー度>は前作を超えてると思います。

まじ、怖かったw。

 

 

「勇気づけられる」?…確かに:映画評「Homecoming」

<アメリカを代表するアーティストのビヨンセは、2018年のコーチェラ・フェスティバル(アメリカで行われる大規模野外音楽祭のひとつ)でアフリカ系米国女性として初めてヘッドライナー(大トリ)を務めました。2時間に渡るライブでは自分たちの文化の力強さと美しさを余すところなく伝え、女性に誇りと力を与える素晴らしいパフォーマンスを行いました。Netflixでリハーサルも含めたライブ映画「HOMECOMING」が観られるので、ぜひ観てください。勇気づけられること間違いなしです。>

 

「女に生まれてモヤってる!」でジェーン・スーさんが紹介してくれてたので、観てみました。

 

いやはや。

圧倒されます。

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HOMECOMING

 

女性で、黒人。

そのマイノリティーの立場から、黒人女性としての自尊心と黒人文化を強く訴えるステージをたっぷり見せてくれます。

しかもビヨンセは、この1年足らず前に双子を出産!(その影響で、ちょっぴりフックラ目ですw)

それでこの「力強さ」は…。

 

「個人」としてのステージよりは、「チーム」としての表現を前面に打ち出していて、それが圧倒的なパフォーマンスとして展開されています。

デスティニー・チャイルドも登場して、まあ贅沢、贅沢。

正直、個人的にはさほどビヨンセ・ファンってわけじゃないんですがw、これには感服せざるを得ませんでした。

 

ある意味、ディランの「ローリング・サンダー・レビュー」に通じるものもあるんですよね。

なんらかの「文化」を打ち出し、伝えていこうという意欲において。

洗練は、こっちの方がずっとされてるけど。

 

女性は是非ご覧ください。

男性は…同じく元気付けられるけど、割と「お笑いパート」扱いされてることにご注意w。

まあ、しゃあないわな。

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…と観た後に、宮迫・亮の謝罪会見。

う〜ん、彼我のエンターテインメントの立ち位置なんかを考えさせられました。

NGT48、ジャニーズ、吉本興業…

なんとなく日本の芸能界の「昭和」に変動が生じているのかもなぁ、とも。

それに対して、ビヨンセのこのパフォーマンスの志の高さと、レベルの高さ。

う〜ん…。

プライムデーで買っちゃいました:echo show 5

4000円安くなってたんで、つい…

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将来的に実家とテレビビデオを接続したくて…ってのもあるんですがね。

(iPadを持ち込んで、FaceTime…と算段したんですが、母はうまく使いこなせないこなせかったので)

 

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まだAppleMusicと接続して音楽を聴いてるくらい。

天気予報とか、たしかに「画面がある」ってのは便利ですね。

我が家にはGoogle Homeもecho dotもあるんですがw、音声だけよりは情報の幅が相当に広がってる印象。

 

YouTubeとは接続可能かな?

HuluやNetflixとは接続してないけど、primeビデオは観れるので、ちょっとした時に観たりするのには使えるかも。

 

ま、音声認識のレベルがすげぇ上がってきてるのは実感してるので、色々使ってみます。

 

 

 

 

 

「共感」だけでは…:読書録「女に生まれてモヤってる!」

・女に生まれてモヤってる?  本当は「自分らしく」いたいだけなのに

著者:ジェーン・スー、中野信子

出版:小学館

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この二人の対談はスーさんの前作(「私がオバさんになったよ」)でもありましたが、更に突っ込んでってことでしょうか。

プライベートでも親交があるようですしね。


僕自身は「ジェーン・スー」ファンとして本作を読んでるんですが、読者ターゲットとしては「対象外」かもしれませんw。

ちなみに同じく「ジェーン・スー」ファンでもある妻の本書の感想は、

「すごくよく分かる。でもスカッとしない」

って感じでした。


多分それはジェーン・スー作品(特に初期)が、女性が読んで、

「そうそう、あるある、そういうこと!」

って<共感>を強く呼ぶものだったのに対して、本書の場合、

「<共感>だけを重視してると、それが同調圧力にもなる。自分のとって<何が重要か>を明確化して、それぞれの局面において戦略的に<共闘>していくことが必要」

という風に(共感を否定はしないけど)<共感>の先を語り合ってるからでしょうね。

所謂、「多様性」。

ただそうなると「あるある!」って<共感>でスッキリ…とは行かなくなっちゃうんですよね。

「スカッとしない」

ってのはそういうこと。


「女性の生き難さ」

ってのが歴史的・社会的な<仕組み><成り立ち>に寄ってるってのは、僕も共通認識として持っています。

それを「社会のバグ」ってとらえるのはすごく重要。

その是正を求めていくことは必要だし、(東大での「上野講演」にも見られるように)少しずつその方向に動いていることは確かじゃないかと思います。

(そうじゃないと社会が成り立ち難くなってるって要因もあるにせよ)


ただマクロとしてのそういう動き(社会的正義の実現…とでも申しますか)の一方で、「自分がその中でどうやって<自尊心>を持った生き方をしていくか」っていうのは、また別の側面もあるんですよね。

まだ「社会正義は実現していない」んだから。

その中でミクロの戦略としてどう振る舞っていくのか。

本書で語られてるのは、どっちかっていうとそちらの比重が大きいかも。

そしてそれは「そんなスッキリと整理できることじゃない」。

それぞれ、「どう生きたいか」は違いますからね、そもそも。

しかもそれで「上手くいく」かどうかは誰も保証してくれない。結果、自己責任…みたいな話になりかねないリスクも…。


(マクロで考えて、「有性生殖とかいらなくなるかも」とか「新たな地質年代が始まってるかも」って想像するのは面白いけど。

でも僕がそんな時代を目にすることはないからw)


ある意味、本書で語られてることは「男性にも言えること」。

ただ「そもそも置かれている環境や、与えられている土壌が違う」と言うことは踏まえておく必要がある…と自戒しております。

でも、

「自分が選んだ選択を<正解>にする」

そういう生き方をしたいとは強く思いますよ。


しかしまあ、もうちょい気楽なスーさんの「バカ話」を読みたいって希望もありますがねw。

面白かったんですけどね:映画評「マスター」

イ・ビョンホン、カン・ドンウォン、キム・ウビンの韓国3大スターの激突!

…って、僕はイ・ビョンホンしか知らないんですけどw。

 

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MASTER/マスター

 

でもそのお陰で逆にキャラクターに色を着けずに見ることが出来て楽しめたってのはあるかもです。

キム・ウビンの役なんて、最初は「端役」イメージでしたからw。

 

140分の長丁場ですが、面白かったですよ。

実質的に二部構成になってて、それが興味を途切れさせなかった、って言うのはあると思います。

騙し合いとアクションが程よくミクスチュアされてるのも要因の一つ。

「韓国映画、相変わらず、やるね」

って感じです。

 

個人的にちょっと残念だったのは「イ・ビョンホン」のキャラクター。

いや、熱演なのは間違いないんですが、「詐欺師」としての卑屈さと、暴走する凶悪な「悪漢」の迫力とが、ひとりのキャラクターに収まりきってないって印象が最後まであったんですよね。

それぞれを演じる際のイ・ビョンホンの演技力は大したものなんですが、それだけに違和感も大きくなると言う…。

狙いとしては二面性の同居にあるってのは分かるんですけどw。

 

そういう意味ではエンドクレジット後の「コント」が僕は面白かったです(作品のイメージに合わないという意見も分かりますよ)。

ココでのイ・ビョンホンの、「卑屈なんだけど、懲りない奴」ってキャラ。

僕は好きですね。

最後にコレを持ってきたってのは、監督もそう思ってるのかも。

「じゃあ、それを本編で」

…なんですが、そうするとキム・ウビンのキャラと被っちゃうってとこもあるんですよね。

派手なアクションもそぐわなくなるし。

難しいところです。

 

面白かった。

でもちょっと…

ってのが僕の正直な感想です。

 

主人公が一番イケてないw:読書録「IQ2」

・IQ2

著者:ジョー・イデ  訳:熊谷千寿

出版:ハヤカワ文庫(Kindle版)

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日系アメリカ人が描く黒人社会を舞台にしたハードボイルド。

第1作目は新鮮でした。

 

<読書録:IQ>

http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/07/13/212740

 

前作も複数の事件が時系列を錯綜しつつ描かれていましたが、本作では「IQの兄の殺害事件」と「兄の元・恋人の妹救出作戦」が並行して描かれます。

「救出作戦」の方は中国系とメキシコ系のギャング抗争に進展して、血みどろの展開になっちゃうんですが。

 

1作目に比べると、本作のIQは冴えません。

兄の恋人サリタに「良いところ」を見せて、気を惹こうと、ちょっと空回り気味。

ここら辺がちょっとイライラするんですが、その構図が実は兄の殺害事件の方の構図にも重なっていて…と、ナカナカ凝っています。

「人は他人を自分の見たいようにしか見ない」

IQにとっての兄も、サリタも。

 

冴えないIQに比して、周りのメンバーは活き活きと活躍します。

メキシカンギャングの元ボス、その妹、今のボス、ルワンダ虐殺を生き残ったコンビ、人身売買に手を染めたチャイニーズマフィアetc、etc

断片的ながらその生き様が垣間見え、「今、こうあるしかない」それぞれのあり方が錯綜します。

 

一番は(前作ではちょっと鬱陶しかった)相棒のドットソンかな?

最高の彼女を得て、彼は「いいオトコ」に変貌しています。

 

IQが探り出した真相には苦いものがありましたが、ラストにはちょっと明るさも。

次はもうちょい冴えた姿を見せて欲しいと思います。