・鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。
著者:川上和人
出版:新潮社
- 作者: 川上和人,
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/04/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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<突発性カール症候群を発症した。小笠原での調査出張中に強い発作に襲われ、しばらく安静にしても収まる気配がない。これは困った。明治カールを食べたくてしょうがない。
私は脳髄が麻痺するほどカールが好きだ。もちろんチーズ味である。あの上顎の裏に広がるモソモソ感がたまらない。>
…てな感じで、「カール」への作者の偏愛ぶりを確認した直後に、「カール販売中止」の報道。
作者はつくば在住のはず。販売中止は東日本だからもちろんエリアに該当してて…。
う〜ん、カール中毒の方はどうすればいいのか?
なんか、そっちが気になってしまいましたw。
HONZでベタ褒めの鳥類学者のエッセイ。
まあ、自然科学版「土屋賢二」って感じですかね。源流は椎名誠の「昭和軽薄体」あたりにあんのかもしれません。
なんで、面白おかしく描かれてはいるものの、結構ガチに研究はしてて、でもまあ、「役に立つ」かどうかという観点からは、ほとんど「役に立たない」という…w。
いや、「鳥」に興味ないですから、僕。
でも読んで面白いのは確か。
ちょっと他の著作も読んで見てもいいかなぁ、などと思っております。
チーズ味の「カール」を食べながらw。