鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

確認になります。:読書録「起業の神様が教える、ビジネスで一番大事なこと」

・起業の神様が教える、ビジネスで一番大事なこと
著者:安東邦彦
出版:総合法令出版

起業の神様が教える、ビジネスで一番大事なこと

起業の神様が教える、ビジネスで一番大事なこと


先日、オブザーブ参加さてもらったある業界団体主催のセミナーの講師の書籍がこれ。
「起業の神様」ってのは作者が学んだマイケル・E・ガーバーのこと。
非常に刺激的な講演だったので、講演者の書籍とガーバー氏の作品をその場でアマゾンで注文したんですが、ちょっとした行き違いがあって本書の方が手に入るのが遅くなってしまい、先にガーバー氏の「はじめの一歩を踏み出そう」を読んじゃうことになっちゃいました。


ま、でもそれで正解かな。
まずは講演でアウトラインを聞いた後に、ガーバー氏の作品を読んで氏の考えや主張を学び、その後本書で再確認をする…ってのは、「学び」の順番としては悪くないと思います。
一番最初が本書だったら、ここまでの刺激は受けなかったような気もするし…。


アメリカのビジネス書っていうのはストーリー仕立てになってたり、実例が豊富に盛り込まれていたりで、充実感はあるし、読み応えもたっぷり。
…でも一方で、読み疲れしたり、全体的な「論理の流れ」が頭に入りにくかったりすることがあります。(「翻訳」という作業が間に入っちゃうせいもあるでしょうが)
日本のビジネス書は、ビジュアルで読みやすく、ポイントが明確で、全体の構成が頭に入りやすいものが多いです(本書もそう)。
一方で図式があまりにも整然としているために、読みながら「自分で考える」という側面が薄くなったり、論理の間にある「何か」が抜け落ちちゃってるようなところもなきにしもあらず…。
その「いいとこ取り」ができた…って感じかなw。


ま、もっとも「実行」しなきゃ意味がありません。


<「やらない人は、なんだかんだ言ってずっとやらない」
(中略)
「やる人は、何度失敗しようと苦しかろうと、学びながら、周りの協力を求めながら、あらゆる方法を試しい、あらゆる角度から検証し、できるまでやり続ける」>


僕は「起業」するわけじゃありませんがね。
しかし「ビジネス」「仕事」という視点から、得た気づきはあったと思っています。
あとは「実行」。
さてさて…。