鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?」「EAT & RUN」

・世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?
著者:田村耕太郎
出版:マガジンハウス(Kindle版)

・EAT & RUN 100マイルを走る僕の旅
著者:スコット・ジュレク、スティーブ・フリードマン
訳者:小原久典、北村ポーリン
出版:NHK出版(Kindle版)



ダイエットに本格的に取り組み始め、友人のオススメで「スロージョギング」を取り組んだあたりで、僕のエクササイズへの意欲というのは高まり気味。
まあそれほどのめり込んでるって訳じゃないんだけど、継続的に続けることは出来てるからな。



ただ、北陸の冬は天気が悪いからねぇ。
まだ雨雪のなかを走る覚悟までは出来てないんで、どうしても雨続きの天気だとジョギングも途絶えがちになる。
一応、踏み台を買って、「スローステップ」(踏み台昇降ですな)は出来るようにしてるんだけど、やっぱ走るのとは何か面白みが違うんだよねぇ。



・・・てな感じで、モチベーションの維持に課題を感じているところに購入したのがこの二冊。
田村氏の作品は「ターザン」に連載されているコラムをベースに再編集されたもの。
スコット・ジュレクは「BORN TO RUN」に登場したウルトラマラソンの第一人者にして、徹底した菜食主義者。その彼が自身の半生を語った作品が「EAT & RUN」になる。
要はエクササイズを継続させるモチベーションの維持のために読んでみた訳ですw。



田村氏の作品は、
「アメリカ人のエリートってのは体をガンガン鍛えている」
「朝方のエクササイズはビジネスにおいても有益」
「体を鍛えるだけじゃなくて、脳にもプラス」
etc
みたいな話を、実例を挙げながら何度も繰り返し語っている。
まあ分からなくはないんだけど、
「それってアメリカ人が変わってるだけなんじゃないの?」
と思わないでも・・・w。
あんまりヨーロッパやアジア系のビジネスマンで、マッチョ指向でそこまでバリバリ鍛えてるて印象はないからなぁ。
パワーエリートが一定程度以上体力/体調をケアしてるってのは分かるけどね。
それが田村氏が言うほどのムキムキ・マッチョ系を指向しているかどうかは何とも言えないんじゃないか、と。
ただ紹介されてたエクササイズはちょっと参考になりそうではあった。



スコット・ジュレクの作品はすごく面白かったなぁ。
彼の半生がこれほど苦難に満ちたものだとは、「BORN TO RUN」を読んだ時は想像もつかなかったけど、コレを読むと彼がタラウマ族と通じるものを感じた背景も何となく分かる。
一方でウルトラマラソンという、常軌を逸した(僕から見るとね)スポーツを通じて彼が辿り着いた境地っていうのは、スゴく興味深く、尊敬に値するものだと思うね。
個人的に(今のところは)菜食主義者になるつもりはないけど、歳のせいかw、野菜好きになってきている今、スコットが紹介している料理もナカナカ興味深い。いくつかはトライしてみたいなと、マジで考えてます。
マラソンやウルトラマラソンに踏み出す勇気はないんだけどさ。
僕が「BORB TO RUN」を読んだのはジョギングを始める前。
もう一回、読んでみようかな、と考えているところです。



・・・てな訳で、エクササイズ関連本を読んで、冬場の北陸でのエクササイズ継続のモチベーション確保に取り組んでおります。
効果のほどは分かりませんが・・・w。