鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

いやぁ、本屋は楽しい!

「こどもの日」。

子供たちに「何したい?」と訊いたところ…

 

娘「友だちと映画見にいくから」

息子「家で漫画読んで、ゲームして、ゴロゴロしてたい」

 

はあ…。

まあ、中坊やもんね。こんなもんすわ。

 

で、映画を見に出かけた娘を除いて、妻と息子を連れて梅田に行ってきました。

「分かった。漫画買っちゃるわい」

と、息子をエサで釣り出しましてw。

 

出かけたのは「茶屋町」。

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なんか、ここら辺、様変わりですね〜。

ちょっと様子が分かんなくて、ドキドキしたりしました。(人出も多かったし)

 

で、「目的地」。

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<MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店>

https://honto.jp/store/detail.html?shcd=70065&shgcd=HB320

 

いやぁ、しかしデカイっすねぇ、ここ。

しかも品揃えがナカナカ…。

 

地下のコミック売り場で息子はすっかり夢見心地。

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妻も児童書コーナーで珍しい本を見つけたらしく、ホクホクでした。

 

最近、Amazon&電子書籍に急速に傾斜しているんですが、やっぱりこうやってリアル書店をブラブラするのは楽しいですね。

「本」はやっぱり、「出会い」だもんな〜。

 

…とか言いながら、結局僕は一冊も買わなかったんですけどw。

次は会社の帰りにでも寄って、ゆっくり出会いを探してみましょう。(営業時間は22時までらしいので)

蔦屋書店もいいけど、ここも捨てがたい。

近くに一杯やる店が沢山あるのも魅力ですw。

 

 

 

 

よく描いていたといえば…

しつこい?

まあまあ…w。

 

先日、モンキーパンチさんがお亡くなりになったけど(合掌)、山田章博さんの「色っぺぇ女性」のほかに、コレも良く描いてましたねぇ。

もちろん「カリオストロ」の影響ですw。

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写真見ながら一所懸命描きましたが、コレが限界。

ま、「歪んじゃう」のは昔からですけどねw。

これは良い本ですね:読書録「『空気』を読んでも従わない」

・「空気」を読んでも従わない  生き苦しさからラクになる

著者:鴻上尚史

出版:岩波ジュニア新書

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妻が新聞の広告欄で見つけて、「子供たちに読んでほしい」と購入した作品。

子供たちが手に取るにはもうちょいかかりそうなのでw、先に一読。


でもこれは良い本ですね。

たしかに子供たちが読むといいなぁと思いますし、自分にとっても思うところがありました。


内容としては、

「空気の研究」の現代版&中高向け?

いや、その「対策と実践」って感じかな?


<社会>国家と国民等、所属する個人はそれぞれが上位組織に所属し、横の関係はフラット

<世間>いわゆる「ムラ」。所属する個人の横の関係、その中での上下関係等が濃厚で、組織と個人の損得が一体化しやすく同調圧力が強い。

<空気>「世間」の強固な基盤が毀損する中で、同調圧力が前面に出ながらも、それに従うことのメリットや、その根拠が曖昧な状態


…僕なりの整理はこんな感じ。

で、作者は「<世間>が崩れている中で<空気>が個人を縛っている現状、如何にしてその束縛を緩めていくか」について語っています。

まあ、ひと言で言うと、

「<社会>的繋がりを実践する中で息をつき、相対的で多様な複数の<世間>に所属することで、<自分>を肯定的に捉えるようになる」

って感じかなぁ。


これって定年退職したサラリーマンにもよく言われることですよねw。(「会社」だけを自分の存在根拠にするんじゃなくて、「地域」「趣味」「ボランティア」等、複数の自分の居場所を作っておく…みたいな)

多分でも、そういうことなんじゃないかと思うですよね。


最終章には「スマホの使い方」みたいな章もあって、子供たちとのスマホ戦線を拡大しつつある僕にとっては参考になりました。

評価を気にしながら、「何者」にもなれない人が、絶対に否定されない言葉として、「正義の言葉」を吐き出す

…いやはや、全くその通り。


本書が「救いの書」とは思いません。

結構「世間におもねる」ことを勧めたりもしてますしね。

でも「対策」としてはそれは「リアル」でもあるでしょう。

その中から一歩ずつ進んでいくしかない…ということも。(そしてその「変化」もたしかにあると感じています。感じたいだけかもしれないけど)


「ああそうか。時田秀美くんが闘ってたのも、こういうもんだよな」

なんて思ったりもしてw。


さて、子供たちは読んでくれるかな。コレ。

(追記)iPad Proスケッチ

「そういや、遥かむかし何度も真似してたなぁ…」

と思いついて描いた絵。

 

元絵は山田章博さんの「人魚變生」の中にあったような。

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う〜ん…。

あの頃も上手く描けてたとはとても思えんけど、すっかり…。

(っつうか、あの「色気」が全然ないやん)

 

いや、でもなんか、久しぶりに山田章博の初期作品を読んでみたくなりました。

バースコミックか何かで再販されてたような…。

 

次はゆっくり行ってブラブラしたいです:高槻ジャズストリート

今朝Facebookを見て、友人のライブが今日のスケジュールと知りました。

明日だと思い込んでた…

 

で、午後から向かって「初・高槻ジャズストリート」。

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金沢でもこう言うのやってますが、中々楽しむ時間がないんですよね。

 

こう言うのって好きなんだけどな〜。

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路ばたで歌ってるのとかねw。

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友人のduoはこちらで。

チョット迷って、割とギリでした。

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ギターが赤松くん。

三線&ボーカルの北村佑佳さん。

で、Yuka-Yoshです。

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ビンビン来るボーカルと胸に響くギターを楽しませてもらいました。

Thank You!


で、帰りにTシャツ買おうと思ったんだけど、どこで売ってんのか分からず、時間切れで帰宅。

 

うう…。


来年はじっくり時間とって、ユックリ見て聴いて回りたいな。

もちろんTシャツも手に入れてネw。

やっぱ、オモロいわ:読書録「ぼくは勉強ができない」

・ぼくは勉強ができない

著者:山田詠美

出版:文春文庫(Kindle版)

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「裏・読書」を読んで、久しぶりに読みたくなって。

http://aso4045.hatenablog.com/entry/2019/05/01/200720

多分、4、5回目だと思うけどw。


出版されたのが「93年」。

その頃は山田詠美さんにはチョット苦手意識があったんでw、多分初めて読んだのはその2、3年後じゃないかなぁ。(「河よりも長くゆるやかに」を連想した記憶があります)

そのあと手のひらを返したような山田詠美ブームが僕的にはあったんですが、それを経過しても、僕にとっては山田詠美ベストはコレですね。

ご本人は嫌がるかもしれないけどw。


この文春文庫版には冒頭に「その後に時田秀美くん」の<インタビュー>が書かれています。

チョット宣伝ぽいけど(秀実くんが再登場する「賢者の愛」とかの)、コレも前に読んでますね。(立ち読みかなw)


手塚マキさんは「自分の高校時代を思い出して懐かしく読んだ」みたいなことを書かれてましたが、僕にはこう言う「青春」はなかったなぁ。

それをチョット寂しく思ってたのが、

「まあ、それはそれ」

って思うようになったってのが、僕の成熟(老熟?w)かしらん。


本作に出てくるイヤな大人たち


こんな風になりたくない…と当時も思ったし、今も思ってるけど、どうかな?

あんまり子供たちに合格点もらえるような気はしないなw。


さて、こう言うのって「今」的にはどうなんだろう?

絶対に親や教師から薦められない本

って感じだったけど、教科書に掲載されかけたこともあるらしいですしね〜。

今じゃ「当たり前」?

 

それはそれで怖いな〜w。