いや、僕に見直されてもどうってことないし、知らなかったのは僕の勉強不足でしかないんですが。
午後から妻の希望で伊丹市立美術館へ。
「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展」
ディック・ブルーナ。
ミッフィーの生みの親ですね。
シンプルな線、大胆な色使い、省略化されたシェイプ…
まあ、ワン・アンド・オンリーなのは間違いないとして、
でもまあ、「ミッフィー」でしょ?
幼児向け絵本だよね〜。
例えばこういうサヴィニャックの作品なんかと比べると幅が狭いと言うか…
…いや、これは完全に僕の誤解、勉強不足。
ブルーナは長く実家の出版社の専属デザイナーをやってて、そこで山ほどペーパーバックのデザインをしてるんですね!
今回の展示ではそこら辺の作品もズラーッと紹介されてて、その多彩さとシンプルでクールな魅力にガツンとやられました。
ミステリー系のペーパーバックのデザインなんで、僕の趣味に通じるところが少なからず…ってのもありますがw。
コレはイイよ!
<ミッフィー>の土台には、これだけの技術と豊富なアイデアと魅惑的なセンスがあったのだと、今回の展示は気付かせてくれます。
それにしても、伊丹市立美術館。
先日のソール・ライターに続いて、なかなかの企画展を引っ張って来ます。
http://aso4045.hatenablog.com/entry/2018/05/22/204907
次は「レオ・レオーニ展」だとか。
http://artmuseum-itami.jp/exhibition/upcoming_exhibition/13885/
いやぁ、今後にも期待しちゃうなぁ。
でもまずはデザインとかに興味のある方は、今のブルーナ展に是非。
(ミッフィーのファンには物足りないかもしれませんが。結構小さなお子さんも来てましたが、「?」な感じもありましたw。
中2の息子はチョット興味を持ったトコもあったようです。クリアファイル、買ってましたんでw。)