鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「自分でつくるセーフティネット」

・自分でつくるセーフティネット 生存戦略としてのIT入門
著者:佐々木俊尚
出版:Kindle版



<国と会社が守ってくれる時代はもう終わり
「善い人」が信頼されるネット人格の時代
SNSでゆるーくつながる最強の生存戦略>(書籍版帯)



「こういう社会に向かって行けばイイなぁ」
と思ってますが、
「なかなか難しいかな」
とも。
「ゆるいつながり」
イイと思いますし、僕自身、Facebookではそこを楽しませてもらってます。
でもそれが社会の「信頼」のベースになるってのは…。
SNSの利用率が日本の場合、他国に比べて低いというデータが出てました。
こう言うのって向かない社会なのかな、とも思っちゃいます。
みんながSNSなんかに構ってられないほど充実してるんなら、それはそれでイイですけどねw。



個人的にはTwitterを中心に広がった、
「過度な他人批判」
がどうも嫌ですがね。
そっから「正義の追求」やら、「個人情報の晒し」やら、「生半可な批判」やら、そっからの炎上やら…
過渡期?
まあそうかもしれませんが、
「ちょっとお付き合い出来ないな」
って気分にもなっちゃいます。
で、食事やら、外出先の当たり障りのない写真が増えて、アップする側も見る側も飽きてくるという…
まあ分かりますよw。



個人的には「オープン化」と言うことにはチョット思うところがあって、そこら辺からSNSは続けてるんですがね。(でもTwitterとは距離を起き始めたかな?)
本書を読んで、感じるところもあって、そこいらは今後反映させて行きたいとは思ってます。
自分は自分なりにやって行きますが、それが社会の変化とリンケージするとは、チョット思えないんですよね、今んところ。



もっともこの僕の感覚が外れて、作者が描くような流れが強くなるのかもしれませんよ。
それはそれで面白いと思います。
この状況は閉塞感ありますもん、やっぱ。