鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

DIY精神こそ・・・:映画評「アイアンマン3」

一応、「アイアンマン」シリーズとしては最終作になるんでしょうか?
「アベンジャーズ2」にも引き続き出演は決まってるようですが・・・。




「アイアンマン3」



「3部作」という意味では上手くまとめたと言えるかも知れません。
「アベンジャーズ」でアイデンティティの危機に陥っていたトニー・スタークが、新たな「事件」をきっかけに自分の「原点」を認識し、自己を再確立する・・・という流れ。
その核が「Do It Yourself=DIY」w。
笑っちゃうけど、まあそれが「アイアンマン」の面白さなんだよね、確かに。
「道具」としてアイアンマンスーツを惜しげもなく「使い切る」ラストの戦闘シーンは圧巻ですらありました。
ちょっともったいない気もしたけどw。



もっともバランスはあまりよくなかったかも。
トニーが精神的危機に陥るきっかけは「アベンジャーズ」事件なんですが(宇宙人の圧倒的力の前に、個人としての無力感を覚える)、その事件の派手さと、本作の「事件」のスケール感のギャップとか、ね。
まあこれは仕方がない構図なのかもしれませんが。
制約を制約として、頑張ってたとは言えるかなぁ。
(もっとも元・恋人の立ち位置なんかはグダグダでしたが)



まあ総じて楽しめたのは確かなので、個人的には「OK」です。
(あと、「ベン・キングズレー」は良かったですよ。
ああいうのも演るんですね。)