・図書館の殺人
著者:青崎有吾 ナレーター:浅井晴美
出版:創元推理文庫(audible版)

裏染天馬シリーズ第4作。
出版されたのは2016年なんですが、その後シリーズの続編は発表されていないようです。
う〜ん、ここで放り出されるのもなぁ。
(ChatGPT)
作品概要
青崎有吾による本格ミステリで、〈裏染天馬シリーズ〉の一作(シリーズ第4弾/長編としては第3長編)。舞台は“図書館”で、ダイイングメッセージ(被害者が残した謎の最期のメッセージ)をロジックで解きほぐしていくタイプの「館」系青春ミステリ。
単行本は2016年1月29日刊(東京創元社)、文庫(創元推理文庫)は2018年9月14日が初版。
あらすじ
風ヶ丘高校が期末テスト期間でざわつく9月。学校近くの風ヶ丘図書館で、閉館後に侵入したらしい大学生の死体が発見される。凶器はなんと、山田風太郎の『人間臨終図巻』。さらに現場には「本」と「謎のメッセージ」――しかも二つの奇妙なダイイングメッセージが残されていた。
警察に(わりとイヤイヤ)協力を求められるのが、アニメオタクで超頭脳派、だけど生活態度は終わってる高校生探偵・裏染天馬。礼金目当ても混じりつつ、図書館という“本の迷宮”に散らばった手がかりと、ダイイングメッセージの多義性(解釈が割れやすい厄介さ)を相手に、論理で犯人像を削り出していく―
1作目には乗り切れなかったものの、2作目以降は楽しませてもらっています。
主人公周りのキャラクターの深掘りが色々されるようになって、その関係性が面白くなってるっていうのが一番ですかね。
この手の作品のパターンとしてワトソン役のヒロインが主人公のことを徐々に気にするようになって…って展開なんですが、そっちの恋模様より、ヒロインが巻き込まれる百合系のドタバタの方が面白いという…w。
まあ、そこらへんのミスマッチが続編に進まない要因の一つなのかもしれませんが。
ミステリーとしては初期クイーン系で、「動機」よりも、「手段」をロジックで詰めて行くタイプ。
短編ならともかく、長編だとそこらへん、好みは分かれるかもしれません。
リアリティのラインがねぇ。
僕自身、一作目はそこに引っかかって、キャラに馴染んだ2作目から許せるようになったって感じだし。
作者自身は精力的に作品を発表しているし、評価もされてる様子。
そういう意味じゃ、自分にあったノリを見つけて、このシリーズは放置…ってことなのかもしれません。
ちょっと、もったいないな。
audibleで人気が出て、続きを…って流れにならないかな。
難しい?
(あ、でもコミカライズが今されてるらしい。ソッチの流れで、って方があるかも?)
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