鈴麻呂日記

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個人的にはこう言う日常ものの方がフィットするかな:読書録「風ヶ丘五十円玉祭りの謎」

・風ヶ丘五十円玉祭りの謎
著者:青崎有吾 ナレーター:浅井晴美
出版:創元推理文庫(audible版)

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キャラ設定はなかなか楽しめるものの、1作目は事件の設定の特異性がちょっと鼻について今一つ乗り切れないところがあったのに対して、2作目はかなり楽しめたという印象のこのシリーズ。
3作目は短編集で事件は日常ものになっています。


(ChatGPT)
概要
『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』は、青崎有吾の「裏染天馬シリーズ」第3弾で、短編連作の本格ミステリ。『体育館の殺人』『水族館の殺人』と同じ風ヶ丘高校を舞台に、校内に住みついている天才・裏染天馬と、女子卓球部の一年生・袴田柚乃たちが、日常に潜む“小さな違和感”の謎を論理で解き明かしていく

1. もう一色選べる丼
2. 風ヶ丘五十円玉祭りの謎
3. 針宮理恵子のサードインパクト
4. 天使たちの残暑見舞い
5. その花瓶にご注意を
おまけ 世界一居心地の悪いサウナ


まあやっぱり、こういう事件の方が、このシリーズ合うんじゃないかな。
主人公、高校生やもん。
ちょっとオフビート系のキャラたちに何かこう殺人事件が絡んだりすると、「ん?」って感じがするんだけど、この3作目の場合は全て日常系で、人が死んだりしないので安心してそのキャラを楽しめるっていうところがあったと思います。
とにかくキャラは立ってますからね。
本作でも、最後の短編は主人公の妹が探偵役、おまけの方は主人公と曰くのありそうな父親との関係が取り上げられていましたけれども、まあそれはそれで楽しませてくれました。

 

Audibleで気楽に聴くっていうのにもちょうど良かったような。
どんどんどんどんキャラクターの方がおかしな方向に行ってるような気配が無きにしもあらずではありますけれどw。


この路線で行ってほしいって感じはするんだけど、まあなかなか日常系って難しいですからね。
日常系で長編にするのっていうのは間がもちにくいし、じゃあ質の高い短編を連作できるかっていうと、それもそれでなかなかハードルが高い。
この作者の場合、トリッキーな大ネタで勝負できるっていうのもあるので、そうなるとシリーズとしては長編中心になるっていうところになるんでしょうか。
実際次の4作目は長編のようですから。


まあでもだいぶキャラクターにも慣れてきたので、どっかのタイミングで4作目の方も読ませてもらおうとは思っています。
危ない主人公の妹も結構楽しそう。
audibleにも、もうなってるし。
その続編がまだ出てないのはちょっと気になるところですけどね。


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