鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

佐藤二朗!:映画評「爆弾」

原作と続編はオーティブルで聞いていました。
あのイライラさせるスズキタゴサクを誰がやるのかなと思ってたら、
佐藤二朗。
思わず膝を打ちました。

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(ChatGPT)
概要
・監督:永井聡。『キャラクター』『帝一の國』の監督がメガホン。
・脚本=八津弘幸/山浦雅大、音楽=Yaffle 配給=ワーナー・ブラザース映画。
・主要キャスト:山田裕貴(刑事・類家)、佐藤二朗(スズキ=タゴサク)、伊藤沙莉(巡査・倖田)、染谷将太(等々力)、渡部篤郎(清宮)ほか。
・公開情報:2025年10月31日公開/137分/PG12。
・原作:呉勝浩『爆弾』(講談社)。ミステリー主要ランキングで2023年版ダブル1位を獲得し映像化へ。

 

あらすじ
酔って自販機と店員に暴力をふるい、警察にしょっ引かれた謎の中年男が「スズキタゴサク」と名乗り、「霊感で事件を予知できる。これから爆発が起きる」と宣言。実際に秋葉原で爆破が発生し、さらに1時間おきに連続爆発が続くと告げる。
取調室では、スズキが捜査一課の類家や清宮らを挑発しつつ、爆弾の在りかを示す“クイズ”を出し、警察は彼の言葉や仕草の一つひとつを手掛かりに、東京中で爆弾を捜し回る。
密室の心理戦と都市を駆けるタイムリミット捜査が並走するなか、スズキは何者なのか、なぜ爆破を知り得たのか——真の目的が少しずつ露わになっていく。


まあ原作を読んでたので,映画の方は配信になってからでいいかなと思ってたんですが、ネットでも知人でも結構見た人が褒めているので、時間ができたので見に行くことにしました。
いやーこれは本当に良かったですね。
緊張感が最後まで途切れませんでした。


なんといっても佐藤二朗。まずは佐藤二朗。
この人の演技は、ある意味、特にコメディなんかでは大げさにやって、イライラさせながらも、しょうがねえなっていう感じで笑わせるっていうところがあるんですけど、その百面相芸を十分に堪能できる映画でした。
笑いじゃなくてね。
この「笑いじゃなく」っていうところがこの映画のすごいところだと思います。


言ってみれば、作り物っぽいスズキタゴサクっていうキャラクターを作り物っぽくしっかりと演じた佐藤二朗、その周りをしっかりとした演技陣が固め、セットを含め、リアルなお膳立てする。
この構図が,パチッとハマってます。
テンポも良かったですね。
最後までほとんど緩みがなかったかと。(おかげで身体が固まっちゃったけどw)


タゴサクと最終的に対決する類家をやっている山田裕貴は頑張っていると思いますし、良かったと思いますよ。
キャラクターに助けられたというところは確かにあるけど。
一番緊張感が高まったのはやはり佐藤二朗と渡部篤郎の対決です。
これは本当にググッと引き込まれる演技の連続。
他の演技陣もレベルの高い演技を見せてくれました。
加藤雅也がこの役を受けたっていうのも驚きですし。


物語的には、おそらく原作とはそう大きくは変わってないんじゃないかなと思うんですけど、印象としては、スズキタゴサクが映画の方がちょっと人間っぽく、ラストのところでなったかなっていう感じはあるかな。
まあ帽子のシーンなんか、あれを見せられると、っていうところはあるのかもしれません。
原作だともっとラストまで怪物っぽい雰囲気が残ってた印象なんですけどね。
怪物なのは怪物なんですけど。
最終的にはスズキタゴサクと類家という怪物同士の対決というこの構図は映画でも原作でも変わりませんでした。


映画、パート2作りますかね。
原作は出てきてますけど、ただ原作だとまだその続きもありそうな終わり方なんですよね。
でも見てみたい気はするなぁ。
佐藤二朗をw。


いい出来の映画でした。
アニメも含め、今年の日本映画がなかなか豊作ですなぁ。

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