20250920 109シネマ箕面
見てまいりました。
個人的には好きですね、これ。

(映画.com)
2022年にテレビアニメ版が放送された藤本タツキの大ヒットコミック「チェンソーマン」の人気エピソード「レゼ篇」をアニメーション映画化。テレビアニメの最終話からつながる物語で、主人公デンジが偶然出会った謎の少女レゼに翻弄されながら、予測不能な運命へと突き進んでいく姿を、疾走感あふれるバトルアクションとともに描き出す。
「チェンソーの悪魔」との契約により「チェンソーマン」に変身し、公安対魔特異4課所属のデビルハンターとして悪魔たちと戦う少年デンジ。公安の上司である憧れの女性マキマとのデートに浮かれるなか、急な雨に見舞われ雨宿りをしていると、レゼという少女に出会う。近所のカフェで働いているというレゼはデンジに優しくほほ笑みかけ、2人は急接近する。この出会いをきっかけに、デンジの日常は大きく変わりはじめる。
もう漫画も第一部は完結してるし、そういう意味で言うならネタバレも何もないと思うんですけど、ストーリー的にはほぼほぼ漫画をなぞった形になっています。
それなのにエモーショナルな面では漫画を超えたものを表現できていると思いますね。
前半は不穏な雰囲気がありながらも青春路線で切なく甘酸っぱく展開しながら、
中盤から一気に怒涛の凄惨なアクション
そしてラストでストンと切ないところに落ち込む
というこの構成自体も漫画と同じなんですけど、それぞれがより深く届いてくるようになっています。
アクションはもう本当にすごかったですよ。
「鬼滅の刃無限城編」が泣かせに最初から入っているのに比べると、この話は泣かせるような話じゃないです。
切ない感じにはなりますけど。
でもなんだか見終わった後、その切なさが残ってて、帰り、いろいろ考えながら車を運転して、ふと涙がにじんだりしました。
いや、年取ってきて、涙もろくなっちゃってるっていうのもあるんですけどw。
結局のところ、デンジっていうのはポチと一緒にいれば幸せで、願っていたのは人並みな幸せ。
でもレゼもまた、その人並みの幸せを手にすることができなかった存在なんですよね。
だからこそラストの切なさが際立ちます。
<ソ連の母親が子供を叱る時にするおとぎ話がある。
軍の弾薬庫には秘密の部屋があって、その部屋は親のいない子供達でぎゅうぎゅうにあふれている。
そこにいる子供たちに自由はなく、外にも出られない。
物のように扱われ、死ぬまで体を実験に使われる。
ただのおとぎ話のはずだったが…その秘密の部屋は本当にあったと新聞に載ったんだ
(中略)
デンジが引っかかったのは、その部屋の1人だ。
ソ連の国家に尽くすために作った戦士…>
<なんで初めて出会った時に殺さなかったんだろう。
デンジ君
ホントはね。
私も学校
行った事なかったの。>
学校のシーン。
それはデンジを罠にかけるための演技だったんだけど、それだけじゃなかったんだなと。
エンディングは米津玄師と宇多田ヒカルさんの「ジェーン・ドゥ」という曲が使われています。
これがハマるんですよね。
まあ個人的にはレゼ編は「パワー」が足りないのでそこにちょっとした不満もあるんですけど。
しかしテレビアニメシリーズこの続きあるんですかねぇ。
うーん見たいなぁ。
やっぱり見たいですよ。
#映画感想文
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