鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

・シリーズは続くけど、主人公たちの仲は進展しないw:読書録「マスカレード・ライフ」

・マスカレード・ライフ
著者:東野圭吾
出版:集英社

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シリーズ第5作.
全然、前の話を忘れてたんだけど、前作でヒロインの山岸尚美が怪我をして、その引責辞任で新田が刑事を辞め、ホテルの保安課長になっているというのが,本作の設定。
まあ、そういう意味ではシリーズ化しやすくなってるっていう感じでしょうか。


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本の概要
ホテル・コルテシア東京で開催されることになった、『日本推理小説新人賞』の選考会。
当日、文学賞受賞の候補者として、ある死体遺棄事件の重要参考人が会場に現れる!?
警視庁を辞め、コルテシア東京の保安課長となった新田浩介が、お客様の安全確保を第一に新たな活躍をみせる!

 

しかし相変わらず上手いですよね、東野圭吾。
メインとなる事件っていうのは文学賞の選考会と絡んだりしてるんですけど、この選考会のシーンなんかもなかなか読み応えがあります。
直木賞と芥川賞の受賞作がなかったっていうのは、多分この作品を書いた時には分かってなかったはずですが、そういうタイミングに出版が重なるっていうのも、東野さんの持っているところとも言えますな。


並行して描かれるもう一つの事件はある意味、主人公・新田の父親との関係にも触れる設定になっています。
ガリレオもそうでしたけど、最近の東野さんの作品って加賀見恭一郎シリーズみたいになってきてるところがあるような…。
本作に関して言うと、そこまで父親との関係が深いっていうのはなかったですけど、「赦し」という重いテーマがこちらには響いています。
個人的にはもっとトリック偏重の東野作品の方が好きなんですよね。
シリーズが続くのはいいとしても、そこらへん気になるところではあります。
(次は山岸尚美の過去が…とか?そういうの、いらないんだけどなぁ)
まあ、面白く読めたのは間違いないですけどね。
ほぼほぼ一気読みでしたw。


映画化とかされるかなぁ。
まあされても悪くはないけど、ちょっとそれにしては地味な話かもしれません。
キムタクも忙しそうだしw。


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