鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

うん。題名の通り:読書録「誰が勇者を殺したか? 勇者の章」

・誰が勇者を殺したか? 勇者の章
著者:駄犬
出版:角川スニーカー文庫(Kindle版)

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完成度の高い、気持ちの良いどんでん返しのあった第1作から、まさかの続編があって、さらに3作目。
どうやらシリーズ化するようです。
そうなると、当然マリアが主人公の作品も…。

 

(Amazon)
私にとって――お兄様こそが本物の勇者でした

魔王討伐から数年後、王国で開催されている慰霊祭で亡くなった者たちに祈りを捧げる勇者たち。王都が祭りの喧騒に包まれる中、勇者はかつて旅の始まりで出会ったリュドニア国の姫と再会を果たす。少し緊張した面持ちで言葉をかける彼に、姫は冷たく重い声で「リュドニアの勇者を殺したのはあなたですか」と糾弾する。かの勇者が姫の兄であり王子だったことを思い出した彼は、心にかすかな痛みを覚えながら「王子を殺したのは魔物シェイプシフター。あなたもご存じのはず」と伝えるのだが……。これは旅の始まりで出会った、もうひとりの勇者と姫の物語。

 

第二作は言ってみれば、第一作の裏側をアナザーストーリー的にフォローした感じでしたが、本作はアナザーストーリーではあるけど、テーマとしては独立性は高いですかね。
しっかり「誰が勇者を殺したか」って話になってますしw。
いやまあ、第1作を読んでないと、「?」ではあるんですけどね。
(2作目は、読まなくても大丈夫です)


どんでん返しがあるのはこの作者の特徴ですけど、今回のどんでん返しについてはある程度予想がついたかなぁ。
相変わらずいい感じに落としてくれるので、読後感はすごくいいです。
そこがついつい癖になっちゃうんですよね。
もっとも僕が個人的に1番好きなこの作者の作品は「モンスターの肉を食って王位に就いた件」シリーズで、あっちは「いい感じ」と言うよりは、徹底的にドタバタコメディーなんですけどw。


さて、シリーズ化となりますと、そろそろ「腹黒聖女マリア」の出番ではないかと。
何やらちょっとその伏線もはられたような気もします。
まぁ、彼女を主人公にするとしたら「いい感じ」よりはドタバタコメディーの方を期待したいんですけどね。
このシリーズだと、そうもいかんかなぁ。
良いキャラなんだよなぁ、そっち方面で。

 

誰が勇者を殺したか?
勇者の章
駄犬