鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

芸術至上主義には共感できんのよね〜:読書録「少女マクベス」

・少女マクベス
著者:降田天 ナレーター:依田奈津
出版:双葉社(audible版)

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高校生の少女たちが、ここまで芸術至上主義に取り込まれているっていうのは、なんだかリアリティーがない気がして、ちょっと共感はできなかったんですけどね。
宝塚とかだったら違うのかな?
まぁアレむしろいじめとか上下関係の話だったけど、それに比べれば、舞台に真摯に取り組んでいるとは言えるかな。


サマリー(audible 版)
「神」とまで呼ばれた天才少女はなぜ、 自身の手
がける舞台の上演中に死んだのか?

演劇女子学校に入学した結城さやかは、劇作家を
目指している。
同学年には同じく劇作家志望で、学内一の天才と
謳われる設楽了がいた。
了は俳優の能力を引き出し、観客を魅了する舞台
を作り上げる卓越した才能をもっていた。
了の手がける舞台に上がりたい、 了に認められた
いと俳優志望の生徒達はこぞって渇望する。
次第に周囲から 「神」 とまで崇められた了は、横
暴な振る舞いをしても良い舞台を作るためだと許
された。
しかしそんな了は突然、 自分の手がける演劇の上
演中に舞台から転落死する。
不幸な事故だと片づけられたが、翌年の春に入学
してきた新入生・藤代貴水は全校生徒の前で高ら
かに宣言した。
「わたしは、設楽了の死の真相を調べに来
ました」
--さやかは貴水に巻き込まれる形で、 了と生前
の関わりのあった生徒を調べることになり

演劇を愛する生徒達が内に潜んだ 「殺人者」 を暴
き出す、眩く鮮烈な学園ミステリー!


作品としては、
新入生「藤代貴水」が天才的な推理能力持った探偵役として、学園の闇を荒らしていく
みたいな学園ミステリーかと思ってたんですけど、全然そんなんじゃなくて、貴水は狂言回しというか、なんというか…
あえて言えば「結城さやか」が探偵役って言うことになるのかもしれませんが、こっちも別に推理力があるってわけでもないしなぁ。
確かに謎はあるんだけど、推理小説と言うよりは、青春小説?
本格推理みたいなものを期待してたら全く肩透かしです


終盤の展開をリアリティーがないと読む向きもあるようですけど、僕は外連味があって結構楽しませてもらいました。
背景に「マクベス」が織り込まれているわけだから、ああ言う舞台っぽい展開は締めにマッチしてるでしょう。
名探偵が推理を披露する代わりと言うやつですw。


Audibleには向いている作品かもしれません。
ラジオドラマを聞いてるようで、なかなか楽しかったですよ。
まぁ青春ドラマを楽しむには、聴く側が歳を取りすぎていると言うのはちょっとありますけどw。


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