・へこたれてなんかいられない
著者:ジェーン・スー
出版:中央公論新社

「婦人公論」に連載されている。ジェーン・スーさんのエッセイをまとめた作品。
「これでもいいのだ」に続く2作目と言うことになんるですかね
(ChatGPT)
『へこたれてなんかいられない』は、ジェーン・スーさんが自身の体験や感じたことを率直に綴ったエッセイです。日常生活の中で感じる失敗やストレス、偏見、無力感といったネガティブな感情を隠さずに描きながらも、「まあ、いいか」という前向きな気持ちを持つことの大切さを伝えています。
エッセイは全4章で構成され、
・第1章「今日もなんとか生きていく」:日々の厳しさや予期せぬ困難に直面しながらも、なんとか生き抜こうとする姿勢を描いています。
・第2章「ポンコツな我々と日々のタスクと」:自分の不完全さや失敗と向き合いながら、日常のタスクをこなす様子をユーモラスに表現しています。
・第3章「大人の醍醐味・中年の特権」:中年ならではの経験や、年齢を重ねたからこそ得られる心の余裕や特権を示しています。
・第4章「それでも生活は続くのだから」:どんなに困難な状況でも、生活は続くという現実を受け入れ、明日への勇気と力をもらおうというメッセージが込められています。
全体として、ジェーン・スーさんは自分自身を「ポンコツ」だと認めつつも、その不完全さを肯定的に捉え、読者に対して「へこたれずに前に進もう」というエールを送っています。読後は、自分自身の弱さを受け入れながらも、どんな困難にも立ち向かう力を感じさせてくれる一冊です。
僕はジェーン・スーさんのデビュー以来のファンだし、著作はほぼ全部読んでるんじゃないかと。
フェミニズムよりなスタンスを取りながらも、結構バランスが取れたところがあって、時代の流れにも、ちゃんとアジャストしていく頭の良さを感じさせるところがなかなか得難いエッセイストだと思っています。
そういう意味では相変わらず面白かったです。
初期の頃の素っ頓狂な面白さみたいなものは、ちょっと影をひそめていますが、まぁ、それは年齢と言うのもあるでしょう。
そっちのほうは毎週聞かせてもらっている。ポッドキャストの方でカバーしてると言うところもありますからね。
それでも「ちょっと曲がり角にきてるのかもしれないなぁ」と言うようなところはありました。
本人もそういうことをちょっとコメントされてますけど。
1番大きいのは「トランプ再選」ですかね
もちろんスーさんはそのことにショックを受けてるんですけど、ある意味当たり前でもあると思われるような人権意識が踏みにじられるような結果になったように見えるところは、僕にとっても考えさせられるところのある結果でした。
一般的には「経済」が優先させられたっていうこと。
それはそれで正しいと思うんですけど、見方を変えたら「理想」を「経済」と天秤にかけるなって言うことじゃないかと思うんですよね。
理想は理想としてしっかり追いかけていく。
でもそれを言い訳にせず、経済のほうも手を打っていく。
人々の生活の基盤をしっかりと支えていくことを表明してこそ理想を語る資格があるのだと
これはスーさんが考えてたこととは全然関係ないんですけど、僕自身はそういう風にトランプ再選を解釈しています。
そのことが明確になったのが「曲がり角」の意味なんじゃないかなっていうのが僕のスタンスです。
だから、スーさんが「自衛」みたいなことをちょっとコメントされていますけど、そういうことじゃないんじゃないかと思います。
理想だけを語るのではなくて、ちゃんと現実にも目を向けそこと組み合っていくこと。
そういうことを目指していかなきゃいけないって言うことだと僕は思います。
それはなんか立憲民主党が言うような現実路線とはまたちょっと違う話なんですけどねw。
まぁそれはまた別の話。
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