鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ビームは反則やろ:アニメ評「機動戦士ガンダム復讐のレクイエム」

Netflixの新作をおすすめに上がってきたので、1話をなんとなく見始めたら、最後まで一気に行っちゃいました。(全6話)
アニメというかCGですけど、モビルスーツの戦闘はかなり迫力があってよくできています。
人間のほうは…まだちょっと違和感があって「不気味の谷」は超えてない感じも。
でも一気に見ても不快感はなかったですよ。

f:id:aso4045:20241020160332j:image


宇宙世紀0079年、 ジオン公国は地球連邦政府からの独立を宣言し戦争状態に突入した。新兵器モビルスーツの活躍により序盤こそ優位を保ったジオン軍だったが、地球の全面制圧を行う戦力はなく戦況は膠着する。そして開戦から11ヶ月後、東欧のジオン軍占領下にある基地の一つが連邦軍に奪取される。
その奪還に向かう混成大隊の中に、宇宙から降りてきたばかりのモビルスーツ小隊、ソラリたちレッド・ウルフ隊の姿もあった――

(HPより)

 

物語的には、圧倒的戦力を持つガンダムの登場によって拠点の確保に失敗して、撤退しながら、宇宙へ帰るためにグラナダへ向かう。
その過程で、ザクの操縦士である主人公のソラリとガンダムの操縦士である少年との接触が描かれることになります。
もともとのテレビシリーズは連邦軍側から描かれていますから、本作はそれを敵的側から描いた作品と言うことになるんですけど、正義のない戦いを背景にしているだけに違和感なく、物語は成立しています。
(地球からの独立と言うジオン・ダイクンの理念には一定の正義があるのかもしれませんが、本作でジオン公国は地球にを侵略をしているわけですから、その理念を裏切っている訳です)
アニメでもガンダムの戦力の突出さは描かれていましたけど、敵として見たときの圧倒的感は格別です。
というか、あのビームは反則でしょうw。


第一シリーズのガンダムを見た人間にとってはかなり面白い作品なんじゃないですかね。
ガンダムも知らないと辛いかもしれないけど…そんな人は見ないでしょw。
個人的には、ラストの着地点については「う〜ん」ってトコもなきにしもあらずなんですけど、あんまり話がダークサイドに落ちすぎてもねっていうのもあるかな。
続編を期待するほどキャラクターに思い入れはないんですけど、リアルなCGアニメとしてかなり高い品質を見せてくれたことには、今後を期待出来るか、と。
本編の実写化も企画されてるんでしたっけ?
ちょっと期待してもいいかな?


#機動戦士ガンダム
#復讐のレクイエム
#Netflix