20240727 109箕面
アメリカでもかなり興行成績は良いようですが、僕が入った映画館でも観客は多かったです。
アメリカが入っても日本で外れるって言う映画は結構最近多いので、ちょっと安心。
ネタバレにもなるし、そもそもストーリーが整理しづらいっていうのもあって、なかなかあらすじは書けないですね。この映画
レーティングが「R15+」になってるのは伊達じゃなくて、まぁなんといいますか趣味の悪いグロいワルノリがバンバン冒頭から続きます。
それなのに、主人公は仲間思いで自分探しを続けている…なんともちぐはぐなんですが、それがデップーなんですよね
映画を見てる間中ゲラゲラ、ニタニタ…て感じでした。
個人的には、肌合いは「フラッシュ」に似てるなぁって思ったんですけどね。
マルチバースをネタにしながら、旧作のキャラをバンバンカメオ出演させるあたり。
オフビート感の具合も似ています
その「フラッシュ」が期待された興行成績に達することができなかったのに、本作が売れてるっていうのは主人公の差…ということでしょうか
まぁ「ウルヴァリン」の存在も大きいか。
結局、マーベル以外にとって、最高傑作作品は「ローガン」
本作もその前提に立っています。
にもかかわらずなぜウルヴァリンが復帰したのか…てのが本作のもう一つの見所。
なかなかうまくやったよなぁと感心します。
デップー自身が言ってる通り、マルチバースを扱った映画ってなかなか難しいんですけど(個人的には成功しているのはスパイダーマンだけだと思います。)、そのことを踏まえながら、本作はなかなかうまく組み込んだて言うところでしょうか。
まぁコメディっぽく使うっていうのが1番いいんでしょうね。マルチバース。
20世紀フォックスへの追悼の雰囲気なんかもあって、見終わったときの感情はなかなかいい感じでもあります。
でもまぁ続編はこの延長線上であるかどうかちょっと微妙かな。
ヒュー・ジャックマンがウルヴァリンとして今後復帰してくるかどうかも何とも言えないところ、
だからこそ見る価値があるとも言えます。
一作目2作目を見て、あのワルノリがオッケーって言う人じゃないと厳しいのが確かですが。
#映画感想文
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