鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

うん。いい映画です。:映画評「CODA  あいのうた」

本国ではApple TVオリジナルだけど、日本じゃなぜかprime VIDEO配信。

いや、別にいいんですけどw。

気にはなってたんですけど、なかなかタイミングなくて、元旦の夜に妻と娘と観ました。

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まあ、評判もいいし、賞レースも制しているので、「いい映画なんだろうな」と思ってましたが、予想違わず良い映画でした。

 


聾唖者の家族(両親、兄)に1人だけ健常者として生活している娘が、音楽(合唱)の才能を見出され、音楽大学への進学を教師に後押しされる。

でも漁師一家にとって、「話ができる」娘を失うことは生活上も厳しいものがあって

…という話。

 


演出も演技も過剰にならず、それでいてエモーショナルな出来になっています。

下品で、傍若無人で、頼りなくもある父親

終盤、娘の「晴れ舞台」を彼の<視点>から描くところから、娘の<歌>を感じるシーンには強く心を打たれました。

いや、もう、どうしょうもない父親なんだけどな〜。

 


貧しいし、社会的にも孤立しているようなところもある家族なんだけど、お互いを思いやる気持ちはしっかりとある。

シンデレラストーリーなんだけど、心を打つのはその「家族愛」…というお話。

ただし、「下品シーン」もありますのでご注意。

高校生の娘と観てたんですが、ちょっと気まずくなりましたw。

いや、娘は楽しんでたようですが。

 


#映画感想文

#coda

#あいのうた