鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

この後の展開の方がフィクションみたいと言う…(現在進行形):映画評「Death to 2020」

Netflixオリジナル作品。

ブラックなSFドラマ「ブラックミラー」シリーズの製作者が作った「2020年を振り返る」作品。

フィクションとドキュメンタリーフィルムを交えて、ブラックユーモアっぽい作品に仕上げています。

さすが「ブラックミラー」の…って、僕は「ブラックミラー」は1、2作品しか観てないんだけどw。

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意外にも、見終わると、

「ああ、こういう一年だったなぁ」

と思う出来になっています。

バランスも取れてるし、事実関係も(意外なほど)押さえている印象。

見る価値はあると思いますよ。(1時間ちょっとだし)

 


問題(でもないけど)は、主要なテーマの一つである「アメリカ大統領選」の結果が、年明けに「映画もビックリ!」のとんでもない展開になってること(まさか議事堂に暴徒が突っ込むとは!)と、新型コロナ禍がまだ収束してないことですかね。

「1年」という括りでは語りきれないってのが「誤算」と言う、そのこと自体が「ブラック・ユーモア」っぽいとでも言いましょうか…。

改めて、

「もしかしたら<歴史>に残る何かを僕らは経験してるのかも」

と考えさせられもしました。

 


そういう作品をネットフリックスが作る。

 


ま、それ自体が2020年を象徴する出来事…でもありますかね。