一作目も家族で観に行って、随分と感心させられました。
http://aso4045.hatenablog.com/entry/20130420/1366453858
5、6年経って、中学生になった息子はチョット一緒に行くのを渋りましたがw、観終わったら随分と楽しんだようです、
「シュガー・ラッシュ・オンライン」
ゲームセンターで仲良くやってたラルフとヴァネロペの二人。
ある事件がきっかけで、インターネットの世界に…。
と言うのが導入。
前作で友人となり、それぞれが「自分の場所」を見つけたはずが…と言う流れになります。
<今>の関係の中で充足しているラルフ
新しい<変化>を求めているヴァネロペ
「オープンワールド」のゲーム世界を知って、二人の関係に軋みが生じます。
最終的にはそれぞれがそれぞれの「居場所」を見つける訳ですが、ちょっと寂しい印象もあるラスト(その後のおまけのラストは笑えますが)でしたかね。
この手の映画としては驚きでした。
まあねぇ。
これって「世代論」でもありますわね。
単純にゲームでも、オンラインゲーム、特にオープンワールドのゲームって、ひと世代前(=僕w)にはとっつきにくいところもあるし、時にはその「マイナス」面が強く見えるときもある。
でもそれって、「変化」についていけなくなったからだけなのかもしれない。
それが悪いわけでも、先へ行くのが正しいわけでもないけど、それぞれがそれぞれを尊重しなければない。
理解はできないかもしれないけど…。
「ゲーム」だけの話じゃないよな~。
インターネットの世界はかなり面白く、驚くほど深く描けています。Google、Amazon、Twitter、Instagram、ebay etc,etcが実名でバンバン登場するのも驚き。
良い/悪いじゃなくて、「こういうものなんだ」ってのを視覚的に見せてくれるのには参りましたね。
予告でも出てくるディズニープリンセスの扱いはディスニーならではですが、単なる「顔見せ」に終わってないのも流石です。
ストーリーとしては、
「それはあんた、自業自得やで」
って展開もあるんですが、全体としては満足度の高い映画でしたよ。
息子が一緒に映画に行ってくれるのも、そろそろ終わりかもなぁ…。
でもまあ、それも仕方ない。
自分だって、中学生になったら親と映画に行ってなかったもん。
寂しいけど、それはそれで受け入れるべき時がきたんだよなぁ…。
…なんて個人的感慨を重ねたりもして。
まだまだ「変化」を追いかけたいと言う個人的な思いはあるんですがねw。