鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

オモロイ。…健康になるかどうかはワカランけど。:読書録「(あまり)病気をしない暮らし」

・(あまり)病気をしない暮らし

著者:仲野徹

出版:晶文社

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「こわいもの知らずの病理学講座」がベストセラーになった作者が「二匹目のドジョウ」(本人談)を狙って出版した作品。

…とか言って、「一匹目のドジョウ」、読んでないんですけどねw。

HONZの書評が面白くて、ついポチッとしてしまいました。


が、コレはアタリ。

たまたま今日は電車での移動が多い日だったんですが(事故がらみで電車が遅れるというオマケ付き)、移動時間&待ち時間を楽しく過ごさせてもらい、1日で読み上げてしまいました。


基本的には「健康本」。

…ではなくて、エッセイに近いですかね。

ただ紹介されている病気や治療については、キッチリと医学的な背景やエビデンスが提示されていて、分かりやすく解説しつつ、自分の経験やら考えやらネタやらが散りばめられています。

「ん?ここはチョイ専門的すぎちゃう?」

ってトコもありますが、そこら辺は読み飛ばして全体的に雰囲気がつかめれば…。

それでOKと作者も言っておられますし。

 

章立ては以下。後ろの( )内は、いい加減な僕のポイントですw。


第1章 生きるということ(腸内フローラの話とか)

第2章 ダイエット「入門」の達人(ダイエットの医学的な検証+自身の実践経験)

第3章 遺伝+環境=わたし(遺伝子やらゲノムやら)

第4章 酒は呑んでも呑まれるな(アルコール依存症。マジで怖い)

第5章(できるだけ)がんにならない暮らし(がんです。ピロリ菌は除去しよ)

第6章 病原体との戦い(抗生物質から風邪まで)

第7章 番外編(日本で研究者であること)


本書が「健康本じゃない」ってのは、「この本を読めば必ず健康になる!…なんてことは絶対ない」ってとこにありますw。

ま、面白く読めて、「病気」のことがなんとくわかる…ってのはありますが。

ほんと、面白かったんで、「一匹目のドジョウ」のほうも読んでみようかな~と思ってるトコです。


さて、達人が教えてくれたダイエット法「きっちきち~」ダイエット、試してみるかな!

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*大木こだま師匠の「チッキチキー」をもじって命名したダイエット法。

親指の爪に「目印」をつけて、それを見るたびにダイエットを意識することで、食事の摂取を抑えることを意識づけさせる…という「画期的」ダイエット法。

連載中の目覚しい成果に加え、「追記」にはその「残念な顛末」も正直に書かれていますw。