・北条早雲 青雲飛翔篇
著者:富樫倫太郎
出版:中央公論新社
何かの拍子に息子に「日本の歴史上人物で一番好きなのは?」と聞いたら、
「う〜ん、北条早雲かなぁ」。
エライ渋いなぁと思ったけど、ちょうど評判のこのシリーズが完結したのを思い出し、購入。
…が、息子は手を出さずw。
オイオイ…。
で、先に僕が読んだんですが、確かに面白い。
幼少期の腕白ぶりには信長の物語を思い出させるところがあるし、
「人々を救うために悪人になる」
ってのはで作り物っぽいテーマでもあるんだけど、そう言うのを押しのけるようなドライブ感があって、1巻はあっちゅうまに読んじゃいました。
早速2巻もAmazonでポチw。
しかし個人的には「北条早雲」と言えば「伊勢の素浪人からの成り上がり」だったんですが、本書ではソコソコの家の出。
どうもここら辺は最新の学説を反映してるようです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%A1%E6%97%A9%E9%9B%B2
「いいくに(1192)つくろう」鎌倉幕府じゃなくなってるようですし、歴史もアップデートされるんですな〜。