太一の物語：映画評「ちはやふる結び」

もともとそう言う傾向はありましたが。

上の句の名言。

「賭けてから言いなさい」

「来ないと分かっているなら、獲りに行け！」

…とかね。

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「ちはやふる結び」

あまりにもキラキラして素晴らしかった「上の句」。

中盤もたつきながら、ラストでグッと盛り上げた「下の句」。(松岡茉優も良かった！)

あれほどの盛り上がりは期待すべくもなく、その後の役者たちの活躍が、逆にフレッシュ感を損なったりもして…

いやぁ、でもやっぱグッと来ちゃったよw。

周防。

いいこと言うよな〜。

<花の色は　うつりにけりな　いたづらに
　　　わが身世にふる　ながめせしまに>

無駄に時を過ごしとる場合じゃないんだよ。どの一瞬だって。

(50過ぎのオッさんには、また別の意味でココロ打つよ、周防くん)

それを受けて走る太一。

テメェのフラフラのせいで話が混迷しとったんだが…

OK！

最後に盛り上がったから許す！

(まあ「下の句」も千早のドツボ話だったしw)

なんか千早の影が若干薄かったような気もするけど、個人的には満足かな。

机くんも良い味出してたし。

ある意味「この時」でしか作れなかった、キラリとした連作だったと思います。

(逆に言えば、続編はいらん)

…ん？

Huluに上の句と下の句が…。

なんか「復習」しちゃいそう…。

鈴麻呂日記