鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

イライジャ・ウッドの扱いがぞんざい:映画評「ラスト・ウィッチ・ハンター」

トリプルX:再起動」が「まあ、こんな感じ?」って出来だったんですが、その後ウィークエンド・シャッフルの「ヴィン・ディーゼル」特集を聞いて、ちょっとディーゼルへの個人的好感度が上がったのもあって、本作。
ヴィン・ディーゼル映画ってのは「多人種性が高く(アジア人の扱いも含め)」「『仲間』感が強くて」「本人は実はファンタジー・オタク」。
その「ファンタジー・オタク」が出たって感じですかね。


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ラスト・ウィッチ・ハンター


まあ、ヴィン・ディーゼルは相変わらず「ヴィン・ディーゼル」だし、話は大雑把だし、「?」なところも少なからず…。
まあ、でもそれでいいんでしょうな。そこを「どうこう」いっても仕方ないのは、もう十分わかりましたw。


ただ「イライジャ・ウッド」の扱いはこれでよかったのかしらん。
マイケル・ケイン演じる主人公の相棒神父の後継者として登場するんですが、結局一緒にアッチャコッチャ走り回るのは若い魔女の方で、挙句、ラストの決戦ではあんな役回り…。
マイケル・ケインの「なんか、いつもこんな役、やってない?最近」ってのと併せて、「なんだかな〜」ではありました。
メインキャラで引っ張るにはギャラが高すぎたのかしらん?


「続編」…はどうかなぁ。そんなにヒットしたようにも思えないし。
作ろうと思ったら、いくらでも作れるでしょうがね。
そこら辺は「ファンタジー・オタク」のヴィン・ディーゼルの気持ち次第ってとこなんでしょうか?
オタクらしさはあんまり感じない映画ではありましたがw。