鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

…と言う訳で映画版:映画評「エンダーのゲーム」

う〜ん、どうでしょうねぇ。
プロデューサーに原作者も入ってますから、原作に対するリスペクトは感じます。
でも原作読んでないと、ちょっと入りづらいんじゃないでしょうか?


エンダーのゲーム DVD

エンダーのゲーム DVD

「エンダーのゲーム」


原作は大きく言って3パートに分かれています。


①エンダーの成長物語
②エンダーの兄と姉の陰謀
③「敵」との「共感」


映画はこのうち②を省略して、①をメインに、③へつなげるって構成。
ま、こうなるでしょうね。
でも盛り上がる①のストーリーから③って、ちょっと唐突感があるんですよ。結果的に「分かる人には分かる」って映画になっちゃったように思います。
(①の訓練シーンや「ゲーム」のシーンは見応えありますが)


本当はTVシリーズ(最近の海外シリーズはお金かかってますしw)か2部作・3部作あたりにして、ジックリ描いた方が良かったんでしょうね。それだけの中身はある作品だと思うんですが。


原作を読んだことがある人は見る価値あり。
読んでない人は、原作を先に読むべきですな。