鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ちと長いけど・・・:映画評「KANO」

少し前から気になってたんだけど、iTunesにあるのに気がついて、サンダーバードの中で視聴。
でも3時間の長尺とは思いませんでした。さすがにちょっと長い…w。後半はテンポよく盛り上がるので、一気に見ちゃいましたがw。


「KANO 1931海の向こうの甲子園」


永瀬正敏演じる主人公は松山、大沢たかお演じる台湾の偉人「八田與一」は金沢出身と、「ご縁」のある映画でもありました。
ただ台湾映画ですからね。
彼らにとって自明のことが僕らには通じない部分があって、中盤の中だるみはそこら辺にも起因するのかな、と。(「八田與一」なんて、日本じゃ金沢の人以外は知らんの違うかなw)
それでいてほとんどが日本語で語られることには複雑な気持ちにもなりました。


元球児の日本兵の扱いとか、脚本や構成には「?」な所もありましたが、全体的には良い映画に仕上がってると思います。
あとカメラはすばらしいですね。特に終盤の甲子園のシーンは、エモーショナルにそして美しく撮られています。
(ラストシーンの合成はどうかな?とも思ったけどw)


3時間の余裕があるなら、見ても損はないかもしれません。