鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

ロックでポップ:映画評「ミニオンズ」

「怪盗グルー」シリーズで説明もなく登場し、活躍(?)する黄色い生き物たちを主人公とした映画。
グルーとの出会いまでを描く前日譚となっています。



「ミニオンズ」


で、その正体は・・・というと、
「有史以来、生きている『そういう生き物』」
おいおい(笑)。


太古からのミニオンズの活躍(?)が描かれているのですが、メインは60年代のロンドン。
ストーンズ、ビートルズ、ザ・フー、ドアーズ、キンクス、ジミヘン等々、
時代彩る名曲が無駄に(笑)物語を盛り上げてくれます。
アビーロードのエピソードや、ラストの「レボリューション」の大合唱とか、いいっすねぇ。
一緒に行った子供たちも大笑い&大喜びでしたが、ここら辺は大人じゃないと分からんだろうなぁ。
っつうか、僕らや僕らより少し上の世代にはたまらないクスグリが満載です。


ところで本作ではエリザベス女王が「大活躍」するんですが、ここら辺は「OK」なんでしょうか?
日本じゃとてもじゃなきゃ考えられません。
でも好感度は間違いなく上がる扱いになってるんで、それはそれでいいのかも(んなわけないかw)。


「インサイド・ヘッド」は間違いなく傑作。
「バケモノの子」は意欲作。
でも個人的に一番愛すべきは本作です(笑)。
「歴史」には残らんだろうけどなぁ。