鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

まず「ミュージカル」として・・・:映画評「アニー」

ジェイミー・フォックスが主演した2014年版の映画。
ウィークエンドシャッフルで宇多丸さんが結構な酷評してましたが…。
ま、言われても仕方ないかなぁ。




「アニー」



個人的には「ミュージカル」は「歌」と「踊り」が楽しめれば、「ストーリー」には目をつぶっても構わないと思っています。
「辻褄が合わない」?
いや、そんなこと言ってたら、「ミュージカル」という形式が「矛盾」そのものでしょう。


そう言う観点から言って、僕にとっての見所はあくまでも「ミュージカルシーン」なんですが、本作はコレが「×」。
な〜んとも盛り上がらないんですよねぇ。
唯一はエンディングかな〜。
でもそれまでは全く乗れません。


そんでもって「ストーリー」の方もダメなんですよね。
実は一番楽しんでたのが、「キャメロン・ディアス」の「悪役ぶり」だったんですが、それが終盤で「はあ?」って展開。
コレで評価ポイントが殆どなくなってしまいました。
別に辻褄は合ってなくてもいいんですが、それも「面白ければ」の話。
作品の魅力を潰してどうすんのよ。


まあコケたようですけど、そりゃそうでしょうね。
なんとも焦点の絞れない「リメイク」になってると思います。
考えてみたら、僕はあんまり元の「アニー」も好きじゃないんですよねw。
「観るべきじゃなかった」
これが結論です。