鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

Who are You?:映画評「イコライザー」

ウィークエンドシャッフルでは本作の主人公に14年度の「ナイスガイ賞」が授与されてました。
それも納得。
いやぁ、カッコイイですわw。



「イコライザー」



正直言うと、こういう「ひとり自警団」っていうのは中々難しい時代になってきてるとは思っています。「ダークナイト」なんか、それがテーマでもありましたからね。
本作だって、良い感じで主人公が作り上げてきたコミュニティ(職場ですが)を、主人公は手放さざるを得なくなっています。
そこに残るのは「孤独」のみ。
まあ「ヒーローはそういうもの」とも言えますが、なんか暗くなっちゃいますよね、世界観が。本作でも楽しそうに野球なんかしてるシーンとか味わい深いものがありました。
「孤独」や秘めた「狂気」については十二分に描かれ、それはそれで魅力的なキャラになってるんですが、それだけが本作の魅力じゃないと思います。


そういう意味じゃ、「続編」(製作が決まってると聞いてます)がどうなるかが気になるところ。
今回の展開なんか忘れたふりして、のほほんと職場復帰してたりしてw。
いや、それはそれで良いかなと思わせるくらい、あのコミュニティ感は僕は好きです。


主人公が強すぎる?
ま、それはそうですが、そこを楽しむ作品でもありますからね。「必殺」シリーズですから。
見くびっていた相手が圧倒的な強さを見せつけられる。そして苦悶の中から絞り出す言葉。
Who Are You?
これですよ、これw。


実は本作。レンタルと間違えて、先行リリース分を購入しちゃいましたw。
「あちゃー」
だったんだけど、結果的には良かったかも。
だって絶対に何回か見返しますからね、これ。
ヘタレ主人公の「カムバック!」を見た後に、コレ。
いやはや、なかなかな取り合わせでした。(明らかに僕は「カムバック!」寄りですがw)