鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「極大射程」

・極大射程<上・下>
著者:スティーブン・ハンター 訳:染田屋茂
出版:扶桑社ミステリー(Kindle版)

極大射程 上 (扶桑社ミステリー)

極大射程 上 (扶桑社ミステリー)

極大射程 下 (扶桑社ミステリー)

極大射程 下 (扶桑社ミステリー)



マーク・ウォールバーグの主演映画は観た覚えあり(まあ、「普通」かな)。
「傑作」と評判の本書も当然読んだことがあり、今回は「再読」…のつもりだったんですが、もしかしたら読んだことなかったかもw。
新潮文庫で最初の翻訳が出たのが「99年」?
個人的には「冒険小説」熱は冷めてた頃なので、スルーした可能性も十分にあります。
ま、スッカリ忘れ果ててるだけかもしれませんがね。(その可能性も否定できず…w)


「傑作」か否か。
「傑作」ですね、確かに。
個人的には主人公(ボブ・リー・スワガー)が体現するマッチョな人生観には賛同しきれないところも少なからずあるんですが、ひねりが効いていながらも骨太なアクションもふんだんにある展開には十分に満足しました。
読後感も実にスッキリ!
(映画はどこらへんまで原作をフォローしてたんでしょう?)


シリーズはもう10作以上あるようです。電子書籍化もされているので、フォローする下地は十分というところでしょうか。
それでいて直ぐに次へ…とならないのは、やはりボブのマッチョぶりへの違和感かな。
ま、そうじゃなかったら、それは「ボブ・リー・スワガー」じゃないんですが。


ちょっと考えて、シリーズの区切りのところまでは読んでみようかな、とは思っているところです。(「狩りのとき」まで)
そっから先は、どこまで「ボブ」に馴染めるか、ですなw。