鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「ネットがつながらないので仕方なく本を1000冊読んで考えた」

・ネットがつながらないかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った
著者:堀江貴文
出版:角川書店(Kindle版)



ホリエモンこと堀江貴文氏が「獄中」で読んだ本(1000冊とか!)の中からピックアップし、書評した作品。
少し前にAmazonキャンペーンか何か(またもや)で「ポチッ」として忘れてたのを、Kindle端末内にDLしていた本を整理していて「再発見」してw読んでみました。
「アッ」という間に読めましたが。



取り上げられる作品のラインナップも面白いんですが、書評のスタイルがまた興味深かったです。もちろんその「本」について評する訳ですが、その切り口が徹頭徹尾「自分の興味」なんですよ。
まあ、興味があるからその本を読むので当たり前っちゃあ当たり前なんですけどw、「本について語る」よりも「自分の興味のあり方について語る」って色合いが強いような感じがあって、いかにも「ホリエモンらしいなぁ」と。「ホリエモン」だからこそ成立する書評スタイルとも言えるでしょうが。
(どこぞの見知らぬオッサンの「興味のあり方」なんて、大半の人にとっては意味ないでしょうw)



本書を読んで、「読んでみたいな」と思ったのは主に理系絡みの本ですかね。「僕の興味」からはあまりリーチしない分野なので。
いずれも「全く知らない」という作品ではないんですが(サイモン・シンとか)、何となく敬遠してきたもの。それを手に取る気にさせた・・・という点では読んだ価値はあるかと。



ま、でもやっぱりチョット色もの系の作品かもしれませんがねw。