鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

語るべき資格がない。:映画評「映画 立川談志」

iTunesで見つけてレンタル。
iTunesもhuluも、ドキュメンタリーが充実してきてるのはいいですね。
もっとも「観る時間がない」ってのが課題ですが。




     「映画 立川談志」



2011年に亡くなった立川談志。
振り返ると、僕にとっての「同時代の落語家」ってのは、結局この人になるのかもしれません。
にも関わらず、遂に一度も高座を観ることはありませんでした。
そりゃ、なかなか取れるチケットじゃなかったってのもありますけど、努力すれば絶対に無理・・・って訳でもなかったでしょう。
そして今となっては、「観ることはなかった」という事実だけが残ります。
その一点において、僕は「立川談志」を語る資格はないと思っています。



本編には05年の「やかん」と06年の「芝浜」が収められています。
「イリュージョン」を核とした、自身の「落語論」を語る談志の姿も見れます。
でも正直言えば、もう10年前の談志の方が・・・



いかん、いかん。
これ以上は「語り」ません。