鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

読書録「本を読んだら、自分を読め」「面白い本」

・本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする”読自”の技術
著者:小飼弾
出版:毎日新聞出版



・面白い本
著者:成毛眞
出版:岩波新書



前書は小飼弾ファンとして購入した作品。
20代くらいの若い読者を想定した本だから、40代後半の僕には「遅過ぎる」んだけどねw。
ただ転居して、通勤時間の短縮と車酔い対策(バス通勤なんで)で読書量がグッと減っちゃった今のタイミングで読むと、いい刺激にはなったかな?
僕自身はむしろ多読乱読の弊害を意識してるくらいなんだけど、それでも「読書」が持つ「力」は信じたい。<僕は「皆さん、もっと孤独の時間を大切にしましょう」「堂々と孤独でありましょう」といいたい>(P.151)



こう言うことをサラッと言う作者は、
「よく分かってるなぁ」
と思うよ。
もっとも電子書籍時代がもっと進んだ時、作者の推奨する「まずは本棚を買え」手法がどうなるかってのはあるけどねw。



さて小飼本を読んで読書意欲が湧いたところで、
「何読もうかな?」
ということで手に取ったのが「面白い本」。
元日本Microsoft社長にして、ノンフィクション書評「HONZ」を主催する作者が推薦する面白いノンフィクションを紹介する面白い本w。
かなり売れてるようだけど、その価値はある。



それにしても、(分かっちゃいたけど)僕はあんまりノンフィクションを読んでないね。
紹介された中で読んでるのは7冊くらいかなぁ。(100冊中)
存在は知ってる作品も多いから、「食わず嫌い」なんだよね。ハードカバーだと高めの本が多いし、結構分厚くてスペースを取るって「言い訳」もありはするんだけどw。



でも見方を変えれば、「それだけ読んでない面白本」ってこと。
読書意欲を小飼氏に掻き立ててて貰って、成毛氏を水先案内人に、ノンフィクションの森に踏み込んでみる…ってところでしょうか?
ま、まずは電子書籍化されてるモンから探そうかと思いますがw。
(あんまりこう言う「がっつりノンフィクション」って、まだ電子書籍化されてないんだけどさ)