鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「本編」にドップリ:映画評「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」

ようやくネットが開通したので、さっそく今日はiTunesで本作を。
引っ越しの荷物を整理しなきゃ日常生活もままならない状況なので、遊びに出る時間もあまりなかったですからね。




「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」



前作が小説のホームズの「番外編」的な感じだったのに比べて、本作は「本編」にグイッと踏み込んでます。
なんたって、モリアーティとの最終決着までシッカリやるんですからね。
ただ「本編」では何となく盛り上がりに欠けるモリアーティとの対決も(「本編」の面白さは、やっぱり「推理」にありますから)、アクションメインの映画だとチャンと盛り上がります。
そういう意味では「本編」を扱うなら「ココ」っていう判断は正しかったですね。
ラストの「?」も好きです。



まあでも「アメイジング・スパイダーマン」でも書きましたが、「ヒーローものは2作目が難しい」。
本作もそのパターンは回避できてなくて、新しい「ホームズ」(&「ワトスン」)像をキャラクターとして提示してくれた一作目に比べると、個人的には本作の方が魅力は落ちるかな、と。
派手にはなってるし、モリアーティとの対決という「目玉」はあるんですけどね。
あとアイリーンの扱いはちょっと承服しかねるなあ・・・。



面白かったのは面白かったんで、別に文句を言うつもりはないんですけどね。
次作があれば観るだろうし、なくてもそれはそれで・・・。
そんな感じです。