鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

「西部の精霊」、と来れば・・・:映画評「ランゴ」

カメレオン役者「ジョニー・デップ」がカメレオンを演じる(声優だが)という、まあベタな設定w。
それでこういう上質なエンタメ作品を作り上げちゃうところが、ナンダカンダ言ってもハリウッドの奥が深いところ。

「ランゴ」



下敷きになっている作品の一つが「チャイナタウン」で、「あれって、西部劇じゃないけどなぁ」と思ったけど、考えてみたら「ハードボイルド」ってのは「現代の西部劇」って色合いもありますからね。
そんなゴタクはともかく、亀の「ジョン・ヒューストン」にはニヤリとさせられました。



そして今のハリウッドで「西部劇」と言えば、「この人」。
まんまで「西部の精霊」として登場します。
違和感が全くないのは、生きながらにしてそういうポジションに既に位置しているからでしょうか?
一方で現役バリバリだったりもするんですが。



正直言うと、
前半の「街」に辿り着くまでの展開は若干退屈。
中盤はソコソコ。
終盤、大盛り上がり。
ってな感じでした。
映画通の方が楽しめる映画になってるんじゃないかなとも思いましたよ。(僕はソコソコでした)



カメレオンは、「ジョニー・デップ」まんまなんで笑えますがw。