前作の料理本は読んでないんだけど、それ以外のこの作者の作品は読んでると思う。
個人的印象としては
「理論を美しく整合させるよりも、実際的であることを重視する」
ってな感じなんだけど、怒られるかな?w
でもそこが僕は好きなんだけどね。
作者が実経験の中から身につけたものをアウトプットする・・・そういうスタイルが特徴的だと思っている。
で、本作。
作者自身が出会って来た「賢人の言葉」を紹介しつつ、自分の見解を付した内容になっている。
この「見解」に作者自身の経験がにじみ出ていて、やっぱりこの作者の作品だなぁと思った。
「説教臭い」ってのは確かにあると思うけどw、引き受けるべきことは引き受けてる。
そう思うんだけど、どうかな?
付箋つけまくりなんだけど、特に引っかかった言葉を以下に。
実力紙一重で、人生が変わる瞬間は、確実にそのへんに落ちている。
そのときにちゃんと相手が想像している以上を出せるかどうか。
それが出来れば一瞬で別物になれる。「(尾原史和)
他人と過去は変えられない。
自分と未来は変えられる。(エリック・バーン)
世間は活きている、理屈は死んでいる。(勝海舟)
負けても終わりじゃない。
でも、やめたら終わりだ。(リチャード・ニクソン)
ハメをはずしてもかまわない。
ただし、元に戻れるならの話だ。(ミック・ジャガー)
あなたが虚しく過ごしたきょうという日は
きのう死んでいったものがあれほど生きたいと願ったあした(趙昌仁)
君は、すごいことをするために生まれてきたんだよ。(酒井穣)