鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

スパイに幸せは似合わない?:映画評「ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル」

まあ典型的な「ハリウッド・アクション映画」ですから。
面白く観れるってのは「前提」でしょう 。
そこは外しませんw。

「ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル」


「Mr.インクレディブル」や「レミーのおいしいレストラン」の監督が初実写映画監督ってのも見所の一つでしょうが、これはナカナカでしたね。
CGによる仮想現実が当たり前になった現代エンターテイメント映画の世界では、アニメと実写の境目もなくなってきてるってことかもしれません。
そう言う中で肉体アクションをどう見せるか?
本作のテーマの一つはソレでしょう。
そしてかなりの水準でクリアしてると思いますよ。


個人的にこのシリーズは「2」-「1」-「3」の順で好きなんですが(と言っても「2」はMIシリーズと言うよりは、ジョン・ウー作品でしたがw)、本作は「3」の上くらいの個人的評価。
「3」でゲンナリさせられたハッピーなラストを上手く活かしてるのも感心しました。
まあそこに焦点が当たるラストについては…(以下、自粛)。


悪役も良かったですね。
誇大妄想的な動機は「へ?」 って感じもありましたが、最後の対決シーンや死に際は良くできてると思います。
本国での「ミレニアム」シリーズでミカエルを演じた人らしいですが、僕はこう言うの好きですよ。


「MI5」があるかどうかは分かりませんが(トム・クルーズも歳取って来てるし)、これでシリーズが終わっても、僕はいいんじゃないかと思います。
下手に続けて、グダグダになって行くのは、やっぱり見たくないですからね。