鈴麻呂日記

50代サラリーマンのつぶやき

この題材が良かったのか・・・:映画評「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」

今日、息子と観てきました。
2D/吹替版。
でも十分楽しめましたよ。

「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」



まずオープニングのアニメーションが秀逸。
影絵でタンタンの世界を表現してるんですが、スムーズな動きに雰囲気のある絵柄で、実に原作の世界観を醸し出しています。
その完成度の高さ故、むしろ本編が始まってからの「リアルタッチ」タンタンに違和感がしばらく続いたくらいw。



本作で賛否が分かれる一つはこの「リアルタッチ」でしょうね。
キャラクター達は「5、6等身」なので、完全な「リアル」設定ではないんだけど、原作に比べれば格段。
そのためコメディタッチのデュポン&デュボンなんかはチョット浮いてる感じもありました。
ハドック船長なんかにもそういうトコあったかな?
前半はそんな感じもあって、ちょっと乗り切れないとこも正直ありました。



しかしアクションが前面に出てくる中盤以降は、正に圧倒される感じ。



海賊船同士の戦い
アフリカの町中でのチェイス
ラストの悪役との決闘


CGならではの「カメラワーク」でありながら、その「リアリティ」と「迫力」には驚くばかりです。
コレがやりたくって、本作を作ったんだな、と「納得」。
と同時に、ここまで技術が来てなきゃ、作れなかったんだなということもよくわかります。



スピルバーグの作品って、SFXダけで見せる作品って意外にないと思うんですが(だからキャラクターのある「タンタン」を選んだのかもしれません)、「スターウォーズ」なら、あるいは全編CGでリアリティある物語を作れるんじゃないかと思いました。
もしかしたら「ない」とされる「第三部」は・・・(W)。



なんにせよ、CGの一つの到達点として、そしてCGを使ったアクション映画の可能性を証明する作品として、間違いなく一見に値する作品だと思います。
原作の忠実なファンは複雑かもしれませんけどねぇ・・・。